「規律ある教室」を創る 小学3・4年

「規律ある教室」を創る 小学3・4年

ロングセラー

好評7刷

規律ある教室をつくるための指導を具体的場面で紹介する

新学期スタート―まずは教師の権威が教室に規律を生むと主張する。特に規律ある教室づくりの最大のチャンスが「黄金の三日間」であると説く。つづいて授業で勝負だと主張。規律ある教室から学力が伸びると実証。システムルールがある教室だから生徒が落ち着く。


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ISBN:
978-4-18-154221-4
ジャンル:
学級経営
刊行:
7刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 160頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年9月20日
新学習指導要領解説書籍
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もくじ

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まえがき
T 新学期スタート! 教師の権威が教室に規律を生む
一 規律ある教室づくりの最大のチャンス! どんなやんちゃも素直になる「黄金の三日間」
1 どの子も「天使」になる「黄金の三日間」
2 黄金の三日間に規律ある教室を創る
3 黄金の三日間を成功させる準備
二 スタートダッシュで規律ある教室を創る@ 出会いの一日で方針を示す
1 一日目に方針を示す
2 始業式からのながれ(始業式から教室移動まで)
3 学級活動
三 スタートダッシュで規律ある教室を創るA 国語・算数 最初の授業で指導すること
1 国語・算数で学習規律を指導し、ルールを決める
2 国語…音読の方法を指導する
3 国語…漢字の覚え方を指導する
4 算数…ノートの使い方を指導する
四 スタートダッシュで規律ある教室を創るB ルールがあるから安定する学級のしくみづくり
1 学級に必要な仕事を考える
2 給食当番・掃除当番を決める
3 一人一役の当番を決める
五 備えがあれば心配なし! スタートダッシュで規律ある学級を創る新学期準備
1 何をおいてもやるべき五つのこと
2 まだまだたくさんある新学期の仕事
3 教室環境を整える
4 仕事の進め方のコツ
六 「赤鉛筆」だから指導が徹底できる 筆箱の中身の指導
1 筆箱に必ず入れておくもの
2 趣意説明で納得させる
3 「アドバルーン」が上がったら
七 小さな「差別」も見逃さない 「いじめ」のきざしが見えたときの指導
1 いじめにつながる言動は、その場で詰める
2 給食の配膳で見られる差別の芽を摘む
八 やんちゃな中学年もすっきりできる 〜ケンカの解決法〜
1 やってはいけないケンカの解決方法
2 ケンカの解決は両成敗で行う
3 話を簡単に聞くということ
U 授業で勝負! 規律ある教室だから学力が伸びる
一 教室に規律を生む授業を安定させる基本パターン@ 国語編
1 国語の一時間の流れをつくる
2 授業開始は、漢字指導から
3 音読で、教材を読み込む
4 読解指導・ノート作業
二 教室に規律を生む授業を安定させる基本パターンA 算数編
1 教科書通りに授業する
2 例題を指導する
3 練習問題をさせる
4 計算スキルをする
5 百玉そろばんでさらに楽しい授業に
三 必ず指導したい学習技能@ 発表・話の聞き方のルール
1 話をする前に
2 先生に注目させる
3 子どもを集中させる話の仕方
四 必ず指導したい学習技能A ノートのとり方のルール
1 使うノートを指定する
2 ノートの書き方の約束を指導する
3 ノートの書き方のパターンを決める
4 ノートを書くのが遅い子への声かけ
五 必ず指導したい学習技能B 正しい座り方・姿勢
1 科学的な知識で納得させる
2 姿勢をよくする合い言葉
3 姿勢を意識させる声かけ
六 必ず指導したい学習技能C 教室移動のルール
1 趣意説明をする
2 教室移動の指導の仕方
七 マナーを守って気持ちよく 社会見学・校外学習の指導
1 見学先に失礼のないよう、礼儀を指導する
2 子どもが熱心に見学する指示
3 見学したことを質問し、チェックする
4 けがや病気への対応
八 子どもたちが混乱しない理科実験の準備・片づけのさせ方
1 理科室探検をする
2 実験の準備方法の工夫
3 持ってきた人が片づける
九 短時間ですっきりさせる 机の中・机の横・ロッカーの整頓
1 机の中
2 机の横
3 ロッカーの中
一〇 急な出張・休暇も大丈夫 落ち着いてできる自習のさせ方
1 子どもだけでできる課題を出す
2 質問の出ない課題を出す
3 個人差を考える
4 事後の処理を考える
5 お薦めは「うつしまるくん」
V システム・ルールがある教室だから落ち着いて生活できる!
一 教師がいなくても困らない朝の会のルール
1 朝の会がうまくいかない理由
2 朝の会のメニュー
3 朝の会で連絡帳を書くよさ
二 スムーズに準備・片づけができる 給食当番のシステム
1 給食の準備・片づけが上手くできない
2 誰がどの仕事をするのかをはっきりさせる
3 どのようにするのかをはっきりさせる
4 仕事がきちんとできているかをチェックする
三 どの子も一生懸命頑張る 掃除のシステム
1 怒鳴るのは教師が悪い
2 役割を細分化する
3 教師がチェックするシステムを作る
4 やり方を伝達するシステムを作る
5 とにかく褒める
6 宿泊研修でのできごと
四 みんなの協力で快適に過ごせる 一人一役の当番システム
1 誰が何をするのか明確にする
2 一人一役を運営するシステム
3 チェックシステムを作る
4 最後のもう一歩の詰め
五 子どもが騒がしくならない 雨の日の過ごし方のルール
1 することが分からないから騒ぐ
2 雨の日に役立つ楽しいゲームあれこれ
六 どの子も納得・教師も安心 規律ある学級にするための席替えの仕方
1 子どもの席は教師が決めればよい
2 席替えには条件をつける
3 席替えの方法は、子どもたちが納得すれば何でもよい
七 教室もきれいで気持ちよく「さようなら」 帰りの会の仕方
1 帰りの会はさっと短く
2 帰りの会おすすめメニュー
八 子どもたちだけでもできる宿題提出の方法 短時間でできる宿題チェックの方法
1 宿題をいつ、提出させるか
2 宿題を忘れた子への対応
3 宿題忘れのチェックは簡単に行う
4 その他の簡単な宿題チェックの方法
5 宿題をたくさん出さない
九 チェックも簡単 提出物を確実に集める方法
1 私の失敗・大混乱の提出物チェック
2 教師が指示しながら提出させる
3 短時間で終わる提出物の集め方
一〇 遊びを通して楽しくルールを教える 五色百人一首
1 どんなやんちゃもルールを守る五色百人一首
2 ゲームだからルールが入る
3 学級の中にルールを確立していく
4 ルールを守らせるのは教師だ
5 楽しいことにも訳がある
W ピンチはチャンスだ! トラブル指導で社会的な規範を指導する
一 日頃の観察でトラブルを未然に防ぐ
1 子どもの様子を見る
2 休み時間・一人ぼっちの子調査
3 下足入れを見る
4 いじめの温床になりそうな場所
二 時間を守れない 〜学習に遅れるときの指導〜
1 授業開始の一分間で勝負は決まる
2 甲本卓司氏の授業開始の場面から
3 算数で使える授業開始の活動
4 国語で使える授業開始の活動
5 社会で使える授業開始の活動
6 体育の集合を素早く
三 「私の靴がない!」 友だちを大切に考えてほしいときの指導
1 物隠しへの対応のポイント
2 学級全員で探し、当事者から様子を聞く
3 全員を味方に付けながら指導する
4 同学年の先生、保護者に連絡する
四 イライラして暴れたり、物を壊したりする子への指導
1 落ち着かせる 〜A君への対応から〜
2 我慢の練習
3 物を壊すことへの指導
五 廊下の壁に「○○最低」の落書きが! 自分たちの学校や友だちを大切にしてほしいときの指導
1 推測でものを言わせない
2 落書きは犯罪であることを伝える
3 記録を残す
あとがき

まえがき

 昨年、学校から「学習用具のきまり」を出してもらった。

 これは、年度末に提案する必要がある。新一年生を迎えるにあたり、保護者の方に持ち物を用意してもらう。

 この時に、「学習用具のきまり」を出してもらった。

 そうしないとどうなるか。

 何年生でシャープペンシルを使ってよいとか、五年生は使っていいとか、学習用具がぐちゃぐちゃになってしまう。曖昧が一番いけないのだ。

 四年生を担任した時も、子どもたちから「高学年になったらシャープペンシルを使ってもいいんでしょ」と尋ねてくる。子どもだけならよいが、保護者まで出てくる場合がある。一学期のスタートから学級がぐらついてしまう。

 学習用具は、学校の勉強で使う大切な物だ。何でもよいという考えは全く異なる。毅然として学校が保護者等に言うべき事なのだ。一年生の入学の時から学校のきまりとなっていれば、大方の子どもたちにも保護者にも理解してもらえる。

 我が校の「学習用具のきまり」(高学年)を紹介しよう。

 ◎筆箱の中

 ( )削った鉛筆〈BかHB〉五本(シンプルなもの)

 ( )削った赤鉛筆一本 ( )消しゴム一こ

 ( )ネームペン〈油性〉一本 ( )ミニ定規(一〇〜一五センチ)

 ◎机の中

 ( )はさみ ( )のり ( )色鉛筆 ( )色ペン

 ( )三角定規 ( )分度器 ( )コンパス

 ◎その他

 ( )下敷き ( )自由帳

 学習用具について書いたが、これは規律ある教室を創る大切なアイテムである。一つに限定して闘っていくから勝利することができる。

 次に考えなければならないのが学習のきまりである。

 ゆるみの症状をいくつかチェックする方法を紹介する。

 体操服を忘れてくる子が複数いるクラスは、黄信号が灯っている。

 全員帰った教室で、机から椅子が複数出ているクラスも黄信号だ。

 チャイムが鳴っても教室に入ってこない子が複数いたら赤信号だ。

 こういった約束を守らせる。

 その時、できている子を力一杯ほめることだ。

 ほめる中で子どもたちは、成長していく。

 本シリーズは、多くの先生に役立つ具体的なことを書いている。参考になれば幸いである。


  二〇〇八年四月七日   TOSS岡山サークルMAK代表 /甲本 卓司

著者紹介

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TOSS岡山サークルMAK代表

『ジュニア・ボランティア教育&総合的な学習』誌編集長

岡山県久米郡久米南町立弓削小学校勤務

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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