いじめを出さない学級はここが違う 高学年

いじめを出さない学級はここが違う 高学年

ロングセラー

好評2刷

いじめ発見と対策のシステムづくりを具体的実践例で紹介

気迫と強い意志を持って「いじめ」と闘おうと呼びかける。特に@いじめを早期発見する教師はここが違う、Aいじめを出さない学級のシステムはここが違う、Bいじめを出さない教師の授業はここが違う、Cいじめにうまく対応する教師はここが違う、と呼びかける。


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ISBN:
978-4-18-153213-0
ジャンル:
学級経営
刊行:
2刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 144頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年6月20日
新学習指導要領解説書籍
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もくじ

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まえがき
第T章 いじめを早期発見する教師はここが違う
一 気迫と強い意志を持っていじめと闘う
1 差別との闘い方を知らずして敗れた!
2 闘い方を知って…それでも敗れた!
3 「いじめ・差別を許さない!」気迫がなければ絶対に勝てない
二 小さないじめの芽を見逃さない
1 小さないじめの芽を見逃す
2 すべてが後手にまわる
3 二度といじめをさせない決意を持って
三 子どもの様子を見る
1 子どもの様子を見る
2 休み時間・ひとりぼっちの子調査
3 下 駄 箱
4 いじめの温床になりそうな場所
四 いじめ発見チェックリスト
1 いじめは起こるものである
2 いじめ発見チェックリスト
3 いじめ発見チェックリストの使い方
■コラム 子どもの心にしみる いじめを生まないとっておきの話
第U章 いじめを出さない学級のシステムはここが違う
一 黄金の三日間でいじめを根絶する
1 いじめに対して宣戦布告し、いじめられている子の味方になることを伝える
2 教師を試すいじめのアドバルーンを見逃さない
3 いじめのアドバルーンを教師は必ずたたかなければならない
二 席替えやグルーピングのポイント
1 私が経験した最悪の席替え
2 教師主導の席替えにする方法
3 カードを使った席替え
4 グルーピングのポイント
三 全員が平等になるじゃんけん立候補制
1 話し合い、選挙では、子ども社会の弱肉強食の構造を破壊できない
2 学級委員をじゃんけん立候補制にしてクラスの逆転現象を生む
3 全員が平等になる、じゃんけん立候補制での仕事の決め方
四 弱肉強食をなくす日常生活の指導
1 どの子も満足する向山型給食おかわり指導
2 掃除、当番を他の子に押しつけさせないシステム
■コラム 子どもの心にしみる いじめを生まないとっておきの話
第V章 いじめを出さない教師の授業はここが違う
一 できない子をできるようにする向山型体育
1 荒れた子どもの信頼を得るためには
2 できない子をできるようにさせる逆上がり指導法
3 鉄棒指導を行って
二 できない子にやさしい向山型算数
1 問題解決学習では学力がつかない
2 できない子にやさしい向山型算数
三 逆転現象を引き起こす授業
1 逆転現象を引き起こす授業
2 4m+2の授業
3 「ある日の夜の時間は昼の時間より一時間短い」
4 TOSSランドで検索する
四 いじめの授業…文部科学大臣からの手紙
1 文部科学大臣からの手紙
2 「いじめ」は自分たちにも関係あることなのか
3 あだ名で呼ぶことについて話し合う
4 全員の考えを聞き出す
5 手紙の重要性について
6 あだ名についての考えを子どもに示す
7 あだ名で呼ぶことと「いじめ」について
■コラム 子どもの心にしみる いじめを生まないとっておきの話
第W章 いじめにうまく対応する教師はここが違う
一 集団を味方につけていじめと闘う
1 いじめ発見、さてどうする
2 集団を味方につける
3 周りの子どもを見逃さない
二 女子グループ間のいじめへの対応
1 女子グループ間のいじめの特徴
2 公平に接し、話を聞く
3 教師が必要以上に介入しない
4 決定的な証拠をつかんで対決する
三 教育相談でいじめられている子の気持ちをつかむ
1 カウンセリングマインドで接する
2 気になることを聞いてみる
3 事前のアンケートを活用する
四 裏文化で子どもの心をつかむ
1 裏文化の必要性
2 裏文化を学級に持ち込む
3 学級イベントを仕組む
4 全員達成記念パーティー
5 五色百人一首
■コラム 最近のいじめの実態を分析する
第X章 保護者を安心させる学校体制作りと教師の対応
一 いじめ発見・防止システムを校内に作る
1 向山氏のいじめ防止システム
2 甲本提案いじめ防止システム
二 学級通信で保護者や職員に「いじめ」の授業を提案する
1 校内に「いじめ」の授業を提案する
2 道徳「いじめ」の授業
3 力のある資料でたたみかける
4 科学的視点で語る
三 いじめ発見! すぐに動き、できるだけの行動をとる
1 教師の対応は迅速に
2 クラス替え直後にいじめ発見!
3 学年主任・管理職に報告・相談する
4 事実を確認する
5 いじめは許さないことを話す
四 保護者を安心させる、トラブル発生時の保護者への連絡の仕方
1 学校集団として対応する
2 保護者への連絡内容と方法
3 全職員への連絡
あとがき

第T章 いじめを早期発見する教師はここが違う(冒頭)


一 気迫と強い意志を持っていじめと闘う


  新卒当時、いじめとの闘い方を知らずして敗れた。

  そのとき、たどり着いた一冊の本『いじめの構造を破壊せよ』。

  むさぼるように読み、いじめとの闘い方を初めて知った。

  そして、翌年。闘い方を知ってさえ敗れた!

  何が、私に足りなかったのか? それは、私自身の心にあった。

  「いじめは絶対に許さない!」という教師の気迫と強い意志がなければ、「いじめ・差別」との闘いには絶対に勝てないのである!


   1 差別との闘い方を知らずして敗れた!

 新卒当時、毎日のように起こるトラブル、冷やかし、暴言などに手をこまねいた。

 「手をこまねいた」というより、「苦しんだ」という言い方が正確である。

 とにかく、学校へ通うのが嫌で嫌で仕方がなかった。

 朝、教室へ入るなり、子どもたちがかけ寄ってくる。ほとんどはつらい報告であった。

 「先生、○○ちゃんの上履きがありません」と聞くたびに、頭が痛くなった。

 「どうして、自分のクラスだけこんなつらいことばかりが起こるんだろう」と悩んでいた。

 何とかしようと、毎日怒鳴っていた。だが、クラスはまったく変わらなかった。

 逆に、だんだん雰囲気が悪くなっていくのは感じていた…。

 それでも四月のはじめの頃は、クラスの子どもたちは仲よくやっていた。

 だが、そんな子どもたちの中に、「いじめ・差別」の兆候はあったのだろう。

 しかし、そのときの私は、そんな兆候を見て取れなかった。

 席替え、給食の配膳などで生じていたはずの「小さな差別」を見る目を持っていなかったのだ。

 また、その兆候に気づいたとしても、どのように闘えばよいか知らなかった。

 いつの間にかガキ大将が幅をきかせ、クラスをコントロールできなくなってしまっていた。

 いじめ・差別と闘うには、まず、闘い方を知らなければ話にならない。

 そのための必読書である。


  向山洋一著『いじめの構造を破壊せよ』(明治図書)


 それまで、自分が考えたこともなかったことばかりが書いてあった。例えば、


 A 小さな差別を見逃さない

 B クラス全員を味方につけつつ

 C 批判はたたみかけるように

         (前掲書一二頁より抜粋)


 このようなことは、この本を読まなければ絶対に知ることができなかったのである。

著者紹介

甲本 卓司(こうもと たくし)著書を検索»

TOSS岡山サークルMAK代表

『ジュニア・ボランティア教育&総合的な学習』誌編集長

岡山県久米南町立弓削小学校勤務

三宅 孝明(みやけ たかあき)著書を検索»

岡山県倉敷市立葦高小学校

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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