子どもたちが自ら進んで動く掃除システム作り小事典

子どもたちが自ら進んで動く掃除システム作り小事典

好評12刷

学級崩壊のクラスでは、必ずゴミが散乱している。

掃除が好きだーという子はまずいない。「みんなできれいに」と厳しい指導を回避すると必ず学級は崩壊する。自分の分担を決めるシステムをつくることで教室はきれいになり、教師の指導も入り学級は安定する。低から中学までの掃除システムづくりのヒントを具体的に紹介。


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ISBN:
978-4-18-139722-7
ジャンル:
学級経営
刊行:
12刷
対象:
小・中
仕様:
A5判 128頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年6月18日
新学習指導要領解説書籍
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もくじ

もくじの詳細表示

まえがき
T 低学年の子どもたちだけでもできるシステムの作り方
1 低学年の掃除指導のシステム作りのポイント
2 一年生 初めての掃除指導を成功させる秘訣
3 掃除指導きほんのき「正しい道具の使い方」
4 一年生 教室掃除のやり方
5 ちょっとした工夫で、窓がぴかぴかになる掃除
6 ちょっとした工夫で、いつもきれいな黒板
7 教師不在でもできる二年生「掃除指導」の秘訣
8 子どもが本気になる掃除指導の言葉かけ
9 すぐに使える「掃除当番表」の作り方
10 あると便利 掃除で使えるグッズ
11 低学年の心にひびく掃除のお話
12 掃除をテーマにした道徳授業
コラム 掃除のプロはここが違う
U 中学年のやんちゃな子も張り切って行うシステムの作り方
1 中学年の掃除指導のシステム作りのポイント
2 さぼる子をなくすチェックシステム
3 大人数でもこうすればさぼる子がいなくなる
4 教師の目の届かない場所の掃除指導――廊下・流し
5 教師の目の届かない場所の掃除指導――下駄箱
6 教師の目の届かない場所の掃除指導――階段
7 けんかにならない掃除当番の決め方
8 早くて簡単!「掃除当番表」の作り方
9 大掃除 +αでこんなにきれいになる
10 子どもが帰ったあとの教室をゴミゼロにする方法
11 中学年がやる気になる感動的な掃除の話
12 道徳授業で使える「掃除」をテーマにした授業
コラム 掃除に関係のある故事・ことわざ
V 高学年が自ら動くシステムの作り方
1 高学年の掃除指導のシステム作りのポイント
2 少人数でもできる教室掃除のポイント
3 たくさんの掃除場所をうまく指導するポイント
4 特別教室の掃除指導のコツ――家庭科室・図工室・理科室
5 運動場の掃除指導のコツ
6 トイレの掃除指導のコツ
7 体育館の掃除指導のコツ
8 簡単にできる「掃除当番表」
9 縦割り掃除・一年生の掃除
10 高学年の行動を変容させる感動的な掃除の話
11 道徳授業で使える「掃除」をテーマにした授業
コラム 外国ではどうなっているの?――海外掃除事情
W 中学校・その他、知っておくと得する指導のポイント
1 軽度発達障害の児童に配慮した掃除指導のポイント
2 宿泊研修でほめられる掃除指導のポイント
3 やんちゃな中学生でも動く掃除指導のポイント
4 障害児への掃除指導はこう行う
5 どならなくてもできる夏のプール掃除
6 中学生の心に響く感動的な掃除の話
X 掃除指導 Q&A
1 早く掃除が終わった子が騒ぎます。どうすればよいのでしょうか?
2 どのくらいの周期で掃除当番を替えたらいいですか?
3 掃除時間にいつも遅れる子がいます。どうすればいいのでしょうか?
4 まだきれいになっていないのに掃除をやめようとする子がいます。どうすればいいのでしょうか?
5 おしゃべりをする子がいます。どうにかしたいのですが
6 掃除をさぼる子がいます。注意しても反抗してやりません。どう指導すればいいのでしょうか?
7 いつも雑巾ではなく、ほうきばかり使おうとする子がいます。どうすればいいのでしょうか?
8 時間内に掃除が終わりません。何が原因なのでしょうか?
9「どうして、掃除をしなくちゃいけないの?」と言われました。何と答えればいいでしょうか?
あとがき

まえがき

 掃除指導は、けっこう大変である。

 学級崩壊のクラスでは、ゴミが散乱している。必ずといっていいほどだ。

 この逆もいえる。教室がいつもきれいだと授業が安定していることが分かる。

 掃除指導は、どれだけ子どもたちに学級のシステムが入り込んでいるのかを測るバロメーターでもある。

 それは、システムが一番に崩れるのがこの掃除指導だからである。

 私は、長いこと、一人一役制度を導入してきた。

 誰が、どこをどうするかを明確にした。

 できていなければ、できていない担当者だけを指導する。

 例えば、教室の黒板を掃除する担当者を決めておく。この黒板がきれいに掃除できていなければ、その担当者を一人呼んで指導する。指導といってもほとんど一緒にしている感じである。

 お互いが、自分の分担が分かり、何をすればよいかが明確になることで動けるのだ。

 これを「みんなで、きれいに」とスローガンだけを掲げて指導すると、結局「誰も掃除をしない」ということになる。特に若い教師に多い。

 若い教師と話していて、なるほど思うことがあった。

 掃除でもなんでも、子どもに指導ができないという。

 それは、若い教師の中に、「厳しくしては、嫌われる」という意識があるかららしい。

 嫌われても、言わなければならないことは言わなければならない。

 掃除など、みんなが行うことは行わせなければならない。

 みんなができるから、安定した学級運営ができる。

 特別な子をつくってはいけないのだ。

 学級は、そこから崩れていく。

 掃除なら掃除のシステムが作用していないから言いにくくもなる。

 システムを作り、作ったときのように指導すればよい。

 「黒板の掃除の人は、チョークの粉を捨てると書いてあります。誰もが今まで書いてあるとおりにしています。○○ちゃんもできるよね。みんなそうだよね」

 と指導すればよい。

 誰が何をどのように行うのか。

 そのシステムを作るのが教師の仕事である。

 掃除は、一番にほころびが出る場所である。

 学級経営が安定しているかどうかは、掃除から分かる。

 本書は、掃除に限定して、指導場面を抽出した。お役に立てると思う。


   TOSS岡山サークルMAK代表 /甲本 卓司

著者紹介

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雑誌『ジュニア・ボランティア教育&総合的な学習』誌(TOSS)編集長・甲本卓司を代表として,2000年8月に結成.現在,岡山市を中心に約30名で活動をしている.月2回の定例会,夏・冬の合宿,サークル冊子制作などの活動を行っている。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      2015/4/2640代・小学校教員
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