信頼される教師の保護者会マニュアル
小学6年担任用 保護者会の企画運営
話材・配布資料ネタ一覧

信頼される教師の保護者会マニュアル小学6年担任用 保護者会の企画運営話材・配布資料ネタ一覧

保護者会のポイントを具体的アイデアや実物資料とともに紹介

保護者会は、担任が情報を掌握し、担任主導で企画していくべきだ。あいまいにして保護者の情報戦に巻きこまれ、大変な目にあった教師もいる。年間計画をたて、保護者会を見据えた準備ー子どものノート、作品、ビデオなど授業や子どもの様子をストックしておくなど詳述。


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ISBN:
978-4-18-139613-8
ジャンル:
学級経営
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 128頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年10月23日
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目次

もくじの詳細表示

まえがき
T 保護者会の企画運営の仕方
保護者会は情報戦である
保護者会当日を見据えて計画を立てよ
学級通信を使って繰り返し知らせよ
ビデオ、語りをフル動員して演出せよ
U 一学期
――保護者が飛びつくネタ
4月[1] 一番初めの保護者会は「この先生は大丈夫」と安心させることのできる機会。出会いの保護者会の開き方
4月[2] 子どもに力をつける教材、教具を紹介してこそ信頼感が上昇。保護者が安心する保護者会の開き方
5月[1] 家庭訪問に伺う際のポイント、終了後の問題解決の方法。家庭訪問前後の保護者会の開き方
5月[2] 生活アンケートから見えた子どもの姿。協力をお願いする保護者会の開き方
6月[1] 荒れが迫る教室が再生。保護者に助けをお願いする保護者会の開き方
6月[2] 全員が納得する修学旅行の説明。気持ちよく旅に出るための保護者会の開き方
7月[1] 一キロメートル水泳で引き出す子どもたちのやる気。鍛えることを理解してもらう保護者会の開き方
7月[2] 夏休みは子どもが自由に行動しながら伸びる時期。夏休みを有意義な時にするための協力をお願いする保護者会の開き方
7月[3] 進路が決まる時期は保護者の意向を聞きながら。情報を示す保護者会の開き方
8月[1] つながりがさらに深まる親子でのイベント企画。夏の行事を成功させるための保護者会の開き方
8月[2] 夏休みで必ずゆるむ生活リズム。子どもの生活を今一度見直す保護者会の開き方
V 二学期
――保護者が納得するネタ
9月[1] まだまだ暑い日が続く二学期。体調管理の大切さを伝える保護者会の開き方
9月[2] 運動会こそ、がんばりを実現できる機会。協力を願う保護者会の開き方
9月[3] 運動会のあとの学級の安定。子どものがんばりをその後の学級経営につなげる保護者会の開き方
10月[1] しっかり読書で子どもが賢くなる。子どもたちが読書に夢中になる保護者会の開き方
10月[2] 子どもの行動イエローカード。危ない時期を乗り越える保護者会の開き方
11月[1] 実りの秋、たくさん食べて健康な体。食育に特化した保護者会の開き方
11月[2] 音楽会で子どもが伸びる。みんなで気持ちを合わせる大切さを知らせる保護者会の開き方
11月[3] 学習の成果を知らせるのにちょうどいい時期。子どもの成長を知らせる保護者会の開き方
12月[1] 寒いときこそ体を鍛える。持久力をつけるための運動を学ぶ保護者会の開き方
12月[2] 子どもがこんなに変化した。二学期の子どもの成長を伝える保護者会の開き方
W 三学期
――保護者が感心するネタ5
1月[1] 六年生の最後の学期の過ごし方。最後の学期の過ごし方と心構えを知る保護者会の開き方
1月[2] 友だちを大事にすることを学ぶ。友だちの重要性を知る保護者会の開き方
2月[1] 携帯電話の使い方で幸せにも不幸にもなる。携帯電話の怖さを知る保護者会の開き方
3月[1] いよいよ卒業。中学校での学び方を知る保護者会の開き方
3月[2] 卒業。お別れの保護者会の開き方

まえがき

 「保護者会が苦手である」という意見をよく聞く。TOSS全国一斉セミナー(TOSSデー)で、挙手をしてもらってもほとんどが苦手に手を挙げる。

 実際、私も苦手である。

 どうして苦手になるのか、考えてみた。


 @保護者が自分より年上である

 A保護者が何を言うかわからない

 B何を言えばいいかわからない


からである。

 実際、ベテランの女性の先生は保護者と人間関係を作り楽しそうに話している。

 ベテラン女性は


 自分が保護者より年上で、

 同じく母親だから気持ちもわかる、

 さらに、それをどう伝えたらいいのかがわかる


のである。

 勝てる見込みがない。

 そんな場合はどうすればいいか。


 計画を立てればよい。


 それも、徹底的に四月から三月までのすべてを用意する。


 フルラインナップ


である。

 こうなれば、ベテランの女性の先生に少しは追いつけるに違いない。


 保護者と人間関係が結べることで、教育の効果は二倍、三倍になる。

 実際、向山洋一氏の実践記録には保護者との関係が多く出てくる。


  どうせ一人の教師のやることはたかがしれているし、間違いも多いことでしょう。そのことを充分にふまえた上で、お母さん方ついでにお父さん方、けんかしながらやっていきましょう。

   向山洋一年齢別実践記録集第七巻「エトランゼ」No.1より引用(東京教育技術研究所)


 保護者に対する、強烈な挑戦状である。

 実際、このあと、保護者からの手紙が続々と紹介される。向山洋一氏と子どもと保護者で学級が作り上げられていくのだ。

 実は、このことはもっと大きな動きでとらえることができる。

 平成十八年十二月教育基本法が改正された。

 この中で、第一〇条に家庭教育が新設された。戦後初めて、


 家庭教育


が定義されたのである。

 改正前は、第七条の社会教育の中に、「家庭教育及び勤労の場所その他社会において行われる教育は(後略)」とあるように、社会教育の中の一部であった。

 家庭教育がすっぽりと抜け落ちた中で、先の向山実践は行われたのである。

 学校教育を通して保護者は組織されていく。そして、強力な応援団として、学校とともに子育てを推進していく力になるのである。


 時代はやっとのことで、向山実践に追いついてきた。

 和歌山県でも市民性の教育が語られはじめている。学校と家庭と地域がどのように協力し合って子育てを推進するかが話されている。

 私の勤務校は、研究テーマに市民性の教育を掲げ、学校、家庭、地域の連携を模索している。

 こんなときだからこそ、保護者とどのようにかかわっていくのかが重要になる。

 具体的で分かりやすいならば、保護者会が苦手だと手を挙げた若手の先生方も少しは自信がもてるに違いない。

 授業で子どもを変え、そして、保護者会で保護者とつながっていく。

 この一歩一歩が学校を、家庭を、そして地域を再生させていくのだ。


 最後に、TOSSの代表である向山洋一氏には、日ごろからあたたかいご指導をいただいている。本書も向山氏のご指導があって完成したものである。

 また、本書の計画段階からご指導をいただいた明治図書出版株式会社編集長の樋口雅子氏に心より感謝したい。

 ありがとうございました。


   TOSS紀ノ川代表 /畑屋 好之

著者紹介

畑屋 好之(はたや よしゆき)著書を検索»

1968年 和歌山県有田郡有田川町に生まれる

1992年 立命館大学理工学部卒業

現在 広川町立広小学校教諭

   TOSS関西中央事務局(和歌山県代表)

   TOSS紀ノ川代表


TOSS紀ノ川

和歌山市で10年以上続いているサークル。月2回の例会開催。模擬授業検討,論文検討,ビデオ審査とさまざまな活動を行っている。

和歌山県北部のTOSS活動の拠点。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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