特別支援の子を巻き込む学級の規律づくり

特別支援の子を巻き込む学級の規律づくり

障害特性に配慮した学級規律をその場でこの指導で提言!

障害特性に配慮した学級規律のポイント/学期毎に“この場面”=規律キープの指導ヒント/教室環境で学級規律を変えようアイテム/行事・儀式・校外活動トラブル対応/特別支援の子の心が動く“言葉”かけのヒミツ等実例紹介


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ISBN:
978-4-18-127813-7
ジャンル:
特別支援教育
刊行:
対象:
小・中・高
仕様:
A5判 132頁
状態:
在庫あり
出荷:
2019年10月24日
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目次

もくじの詳細表示

まえがき
T 障害特性に配慮した学級規律〜そのポイント
ADHDの子にも配慮した、規律ある学級にするためのポイント
アスペルガー症候群の子にも配慮した、規律ある学級にするためのポイント
知的障害の子にも配慮した、規律ある学級にするためのポイント
広汎性発達障害の子にも配慮した、規律ある学級にするためのポイント
不登校の子にも配慮した、規律ある学級にするためのポイント
反抗挑戦性障害の子にも配慮した、規律ある学級にするためのポイント
U 一学期の“この場面”=規律キープの指導ヒント
一年間で最重要、黄金の三日間での規律ある学級づくりに向けた指導
第一回目の授業参観で、保護者の信頼も勝ち取り、規律ある学級に前進する
忘れ物にも適切に対応し、特別支援を要する子の信頼をつかむ
夏休み前の終業式の頃の適切な指導で、一学期を安定した状態で締めくくる
V 二学期の“この場面”=規律キープの指導ヒント
運動会で、特別支援の子にも配慮しながら、クラスの団結を図る
一年間で荒れやすい魔の十月〜十一月 トラブル解決のためのポイント
読書の秋、知的な雰囲気の中で、読書指導を行う
冬休み前、クリスマスや年末年始など浮かれ気味の時期に必要な手だて
W 三学期の“この場面”=規律キープの指導ヒント
スーパーとびなわを使った指導で、特別支援を要する子どもたちも変容させる
学習発表会を成功させるために、はずしてはならないポイント
いよいよ別れの迫る年度末 子どもたちの日々を明るくする
小学校生活最後の卒業式 子どもたちとの別れを成功させ、感動の一年を締めくくる
X 教室環境で学級規律を変えようアイテム
低学年で規律をつくるための教室環境、写真、図解
低学年で規律をつくるための教室環境、写真、図解の解説ポイント
中学年で規律をつくるための教室環境、写真、図解
中学年で規律をつくるための教室環境、写真、図解の解説ポイント
高学年で規律をつくるための教室環境、写真、図解
高学年で規律をつくるための教室環境、写真、図解の解説ポイント
Y 行事・儀式・校外活動トラブルに効果! この対応
入学式や始業式、最初のトラブルを未然に防ぎ、効果的な対応で規律をつくる
遠足の一日も、規律の中で楽しい経験をさせる
プール指導、教師の指示を徹底させ、安全で運動量も確保する
校外学習も、視聴覚機器の有効活用で、安定した学習を行うことができる
緩んでしまいがちな修学旅行でも、規律を保つ
クラスマッチなどの学級対抗イベントも成功させ、学級の団結を高める
Z 特別支援の子の心が動く“言葉”かけのヒミツ
掃除の大切さ
どうして読書をするのか
「いただきます」で気持ちよく給食を食べよう
謝る勇気をもとう
なぜ勉強するのか
挑戦することの大切さ
交換日記や手紙回しに対する語り
どうして挨拶をするのか
間違いを直すことの大切さ
目を見て話を聞くということ
ノートを出すときは両手で出そう
石ころがダイヤモンドに

まえがき

 学級は、規律があって安定する。

 この「規律」をどうやってつくるかが問題だ。

 学級の規律の大半は、授業の中でつくる。授業を行う中で、一つ一つ規律を教えていく。

 基本は、「教えて」「ほめる」である。

 特別支援を要する子どもは、クラスの中に必ずいる。絶対だ。

 この子たちが、分かるように教えればよい。

 例えば、時間を守らせたいとする。

 誰が、守るのか。それは、教師だ。

 子どもたちに、毎日、時間を守りなさいと言っている教師が、実は、時間を守っていないことが多い。教師が守れていないのに、子どもに守れではダメだ。

 自分は違うと自信をもっている先生もいよう。

 しかし、よく考えるとそうでないことが多い。

 チャイムと同時に授業を始めるとは、本当にそうか。チャイムが鳴り出してから職員室を出ている先生は、守れていない。チャイムと同時と言えば、チャイムと同時でないといけない。

 教室に子どもが数人でも、授業を始める。また、チャイムが鳴り出すと授業を終わる。授業を延ばしてはいけないのだ。

 こう考えると、授業の開始を工夫しなければならない。叱らなくてもよい授業の始め方だ。

 毎時間、形式的な挨拶をしているようでは話にならない。

 私が、特別支援学級の担任をしていたとき、お願いをしたことがある。

 「毎時間の挨拶をするのをやめてください」

 それは、そこで注意されるのは、特別支援の子が圧倒的に多いからだ。

 授業の開始に叱られ、不安定な状態で授業に参加する。ストレスがたまった状態が続くことになる。

 このことを知っているだけで、授業の開始が変化してくるはずだ。

 時間を守る。

 教師が、範を示す。それを子どもたちに教えていく。

 守れたとき、守ろうとしたときに「ほめる」のだ。錯覚するくらい「ほめる」ことだ。

 ほめられて授業に参加すると、それだけでやる気になる。

 これは、誰だって同じなのだ。

 授業を安定させる。授業の中で「規律」を教えていく。

 もちろん、授業以外の場面でも指導しなければならない。その秘訣は、「その場」がいい。

 あとで、こってりというのは、ストレスを与えるだけだ。

 本書では、最新の脳科学を取り入れて学校の様々な場面での指導を取り上げている。

 多くの先生に役に立つと思う。

 本書執筆にあたり、授業のイロハをご指導してくださっている向山洋一氏、また、特別支援教育の専門家である平山諭氏、企画の段階からご指導いただいている明治図書の樋口編集長に、心から御礼申し上げます。


  平成二六年二月   TOSS岡山サークルMAK代表 /甲本 卓司

著者紹介

甲本 卓司(こうもと たくし)著書を検索»

TOSS 岡山サークルMAK 代表

『ジュニア・ボランティア教育&総合的な学習』誌編集長

岡山県久米郡美咲町立美咲中央小学校教諭

大恵 信昭(おおえ のぶあき)著書を検索»

法則化MAK アイランド代表

香川県立香川中部養護学校教諭

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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