基礎学力の保証―どこに重点を置くか 中学年

基礎学力の保証―どこに重点を置くか 中学年

書評掲載中

クラス全員に基礎学力をつけるのが教師の最低限の責任だ!

授業力と統率力なしに基礎学力は保証できないと強調。中学年こそ特別支援の子への指導を大切にする。日常の国語授業を基礎定着からPISA型読解力まで提案する。算数市販テスト90点突破に必要な戦略、社会・理科の基礎基本の内容を楽しく学ばせる授業づくりなど。


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ISBN:
978-4-18-125713-2
ジャンル:
授業全般
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 136頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年10月15日
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目次

もくじの詳細表示

まえがき
T 基礎学力の保証に必要な教師の力
〜授業力と統率力なしに基礎学力は保証できない〜
一 子どもたちを授業に集中させる授業力を身につける
二 子どもたちのアドバルーンに負けない統率力を身につける
U 九才の壁を乗り越える 特別支援の子への指導
一 中学年こそ特別支援の子への指導を大切にする
二 失敗体験をさせない
三 指示が聞けない子への対応
四 発達障害の子は、ほめて育てる
五 発達障害の子と周りの子との関係づくり
六 子どもを変えるほめ方の応用編
V 日常の国語授業を改革する
〜基礎基本の定着からPISA型読解力まで〜
一 学力テストに見る国語の基礎基本と求められるPISA型読解力
二 音読の力と漢字の力は、宿題ではなく、授業の中で力をつける
三 様々なバリエーションと個別評定、向山型音読チェックシステムで、音読の力をつける
四 指書き・なぞり書き・写し書きの3ステップで漢字の学習の仕方を身につける
五 辞書引きの指導で、国語辞典を引く習慣と語彙力をつける
六 視写と日記で作文の基礎体力をつけ、向山型作文指導で、作文力をつける
七 向山型国語で、八つの力とPISA型読解力を身につける
八 五色百人一首と名文詩文の暗唱で、伝統的な言語文化を通して国語力をつける
W 算数市販テスト九〇点突破に必要な教師の基礎基本
一 授業開始五分で子どもたちを一気に学習モードにする
二 リズムとテンポのある授業が子どもたちに力をつける
三 できない子をできるようにするあと一歩の詰め
四 クラス全員うっとりするノートをつくらせる七つのポイント
X 社会・理科 基礎基本の内容を楽しく学ばせる授業をつくる
一 社会・理科における基礎基本的な内容とは何か
二 社会科における授業づくりのポイント
三 理科における授業づくりのポイント
四 調査や見学、観察や実験などの活動を整理したり表現したりする知識や技能を身につけるポイント
あとがき

まえがき

 「保証」か「保障」か

 「保証」か「保障」かという論議がある。上に「基礎学力の」と入れて考えてみる。

 「基礎学力の保証」と「基礎学力の保障」である。さあ、違いを明確に述べてほしい。どのように異なるのか。いや、同じようなことなのか。

 この概念が違うと、すべてが違ってくる。

 この「ほしょう」の違いを次のように考えてみる。

 「基礎学力の保証」の場合は、基礎学力を身につけることを請け負うことである。実現しない場合は、基本的に想定していない。

 そして、「基礎学力の保障」の場合は、基礎学力が身につくよう様々な処置は行うが、結果として身につかない場合もあり得ると考えればよい。

 例を出す。

 品質保証は、「保証」と書くことが多い。

 品質になんらかの欠陥が見つかれば、無料で修理・交換を行う。また、そうしなければならない。

 また、「安全保障」は「保障」でないととんでもないことになる。

 安全確保のために同盟を結んだり、軍備を拡張したりするが、もしも戦争が起こり焼け野原になったとしても同盟国は、弁償も何もしてくれない。それが、「保障」である。

 では、話を戻す。

 基礎学力は「保証」か「保障」か。

 学校で使う場合は、どちらでもよいようにも思える。できない場合もあるよとするなら「保障」でよい。

 しかし、すべての子に学力をつけさせると考えれば「保証」となるわけだ。

 当然、仮に学力がついていないときには何らかの手を打つなり責任を明確にしなければならない。

 であるから本書では「基礎学力の保証」に標準を合わせ、「保証」するには、どのようなところに気をつけなければならないかを論じていくことにする。

 本書が、多くの先生の「やる気」を引き出し、すべての子に「基礎学力」が身につくことを願っている。

 教師は、子どもたちに学力をつけることが第一の仕事である。

 教師が学ばないで誰が学ぶのか。

 日本の国家の行く末は私たち教師にかかっているのだ。


  平成二三年一月   /甲本 卓司

著者紹介

甲本 卓司(こうもと たくし)著書を検索»

TOSS岡山サークルMAK代表

『ジュニア・ボランティア教育&総合的な学習』誌編集長

岡山県久米南町立弓削小学校

小野 隆行(おの たかゆき)著書を検索»

岡山市立宇野小学校

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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