向山型国語授業の指導スキル&パーツ活用事典4
説明文の効果的な指導スキル&パーツ活用事典

向山型国語授業の指導スキル&パーツ活用事典4説明文の効果的な指導スキル&パーツ活用事典

論理的思考力育成の要は説明文授業にあり!育成の秘策公開

問い―答えの整合性学習/各段落を20字以内に要約/要旨を30字以内にまとめる/接続語を使って段落相互の関係をつかむ/指示語が指す言葉を見つける/事実(事例)と感想、意見に分ける/文章構造をつかむ/1つ1つのスキル早わかり!


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ISBN:
978-4-18-124512-2
ジャンル:
国語
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 128頁
状態:
品切れ中
出荷:
未定
新学習指導要領解説書籍
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目次

もくじの詳細表示

まえがき
T 説明文の教材分析―その基礎基本
1 一文書一義
―扱う事柄は一つだけ
2 一段落一主題
―段落の頭にトピックセンテンスを補う
3 事実と意見
―分けて書き直す
4 文章構成
―最初と最後を対応させる
U 説明文教材の内容を予測するスキル
1 題名から内容を予測する
―予備知識を共有する
2 接続語を囲みながら読む
―キーワードを探す
3 逆接の接続語の後に筆者の主張がある
―注意する点は「ここ」
4 言い換えの接続語の後に大事な文がある
―その段落の要約だ
V 展開の「順序」を可視化するスキル
1 時間の順序で内容を整理する
―短くまとめる
2 あやふやな時間をはっきりさせる
―時間の順序を把握する
3 事柄の順序を表す言葉を見つける
―接続語の例をあげる
4 接続語を使えば順序が分かる
―並び方を知る
5 順序から内容の大体を読み取る
―全体から部分、部分から全体
6 比べることで内容の大体を読み取る
―文と絵を対応させる
W 段落相互のつながりを明らかにするスキル
1 「はじめ」「中」「おわり」を見つけるヒント
―冒頭文に目をつける
2 「中」では事例の始まりと終わりを見つける
―接続語でつながっているか
3 中心となる言葉から段落のつながりを考える
―小見出しで図式化
X 「指示語」が示す内容を正しくつかむためのスキル
1 指示語が示す内容は前にある
―言葉に注目!
2 指示語が示す言葉は体言止めにする
―本文を正確に再現する
3 指示語では単数か複数かを意識する
―前後の文脈から考える
4 指示語に当てはめて読み返す
―要旨を書けば…
Y 筆者の主張を可視化する指導スキル
1 強調文から事実と意見を見分ける
―事例から考える
2 文末表現から事実と意見を見分ける
―文末表現パターンを知る
3 事実と意見から筆者の主張を見つける
―根拠や理由が大切
4 段落の構造から事実と意見を見分ける
―時系列に並べて見抜く
5 理由文は筆者の主張の根拠となる
―問いとわけの探し方を考える
6 順接の接続詞の前には理由が書かれている
―結果より先にあるのだ
7 「なぜなら」「というのは」の後に理由がある
―文頭表現から理由文を見つけよう
8 「から」「ので」の前に理由がある
―文末表現から見つける
9 イラスト―写真―本文を対応させる(低学年)
―対応するものを探す
10 写真を効果的に使う(中学年)
―キーワードを対応させる
11 図表を効果的に使う(高学年)
―本文と一致させる
12 グラフを効果的に使う(高学年)
―原因・結果の読み取り
Z 説明文教材の組み立てスキル
1 「問い―答え―役目―理由」型(低学年)
―文型はすぐ使う
2 段落の冒頭文を使って「はじめ」「中」「おわり」を見つける
―冒頭文を取り出す
3 「頭括型」は事例と対応させる
―要点を探す
4 「尾括型」ははじめとおわりに注目する
―話題と結論が正対しているか
5 「双括型」ははじめに対応する段落を探す
―キーセンテンスを探す
6 キーワードで要点をつかむ
―要約文を評定する
7 スキルを活用してキーワードを探す
―主語・述語・修飾語に注目
8 指示語はキーワードを指すことが多い
―段落ごとに探す
9 キーセンテンスは接続語に着目する
―文末が強調されているか調べる
10 キーセンテンスをキーワードから見つける
―段落に目を向けよう
11 キーセンテンスを前後の文脈から見つける
―要約文を作らせる
12 文末表現からキーセンテンスを見つける
―アンダーラインをつけさせる
[ 文章を正確に読み取る「要約」「要旨」スキル
1 要約文のキーワードは三つ
―二〇字以内で書かせる
2 要旨作りの前に要約文を並べ替える
―最後のノート合わせで歓声が
3 対比で重要語句を見つけ要旨を作る
―最初と最後を読み比べる
4 要約文をつなぎ合わせることによって主張点をまとめる
―筆者の言いたいことを見つける
5 トピックセンテンスから要約文を作る
―段落の一文目に注目させる
6 問い―答えの文から全体の要旨をまとめよう
―最後に無駄な言葉を削る
7 要約文・要旨作りの評定は一字一句にまでこだわる
―一〇点満点で一・二点から出発!

まえがき

 説明文の学習は、次のように多岐にわたる。


 @ 問い―答えの整合性を学習する

 A 各段落を二〇字以内に要約する

 B 要旨を三〇字以内にまとめる

 C 接続語を使って段落相互の関係をつかむ

 D 指示語が指す言葉を見つける

 E 事実(事例)と感想、意見に分ける

 F 文章構成をつかむ


 この学習内容を、どの学年で、どれくらい扱うのか、はっきりさせる必要がある。

 そのために学習指導要領がある。小学校の学習指導要領では、次のポイントをあげている。


【一・二年】

 @ 時間的な順序や事柄の順序などを考えながら内容の大体を読むこと。

  ・文章構成に関して、文章表現上の順序も入る

   順序→大体の内容

 A 文章の中の大事な言葉や文を書き抜くこと。

  ・時間や事柄の順序・文章の要点に関わって、文章の中で大事になる言葉や文

【三・四年】

 @ 目的に応じて、中心となる語や文をとらえて段落相互の関係や事実と意見との関係を考え、文章を読むこと。

  キーワード・トピックセンテンス(キーセンテンス)

    →段落相互の関係

    →事実と意見の関係

    →要約

  ・中心となる語や文に注目して要点をまとめたり、小見出しをつけたりするなどして、内容を整理する

  ・事実と意見の区別の仕方、記述の仕方

 A 目的や必要に応じて、文章の要点や細かい点に注意しながら読み、文章などを引用したり要約したりすること。

【五・六年】

 @ 目的に応じて、本や文章を比べて読むなど効果的な読み方を工夫すること。

 A 目的に応じて、文章の内容を的確に押さえて要旨をとらえたり、事実と感想、意見などとの関係を押さえ、自分の考えを明確にしながら読んだりすること。

    要旨

    事実と感想・意見

    自分の考えをもつ


 本書は学習指導要領の各学年の要点に対応している。

 学習指導要領に掲げている学習内容を、どのような方法で授業すれば、子どもたちに力のつく授業ができるか探ってみた。

 本書に紹介したスキルを使って説明文の授業をすると、教師自身に説明文授業の方法が身に付くだけでなく、子どもにとっても説明文を正しく読み取ることができるようになるだろう。

 今まで説明文指導が苦手だった教師にとってはお勧めの書となるだろう。

 最後になったが、本書を書くにあたり、何度もアドバイスをいただいた明治図書の樋口雅子編集長、企画を進めていただいた玉川大学教職大学院教授谷和樹氏に執筆の機会をいただいたこと、感謝の意を表したい。


   /松藤 司

著者紹介

谷 和樹(たに かずき)著書を検索»

小学校教諭として22年間勤務。現在,玉川大学教職大学院教授。

TOSS中央事務局/TOSS授業技量検定担当。

松藤 司(まつふじ つかさ)著書を検索»

1954年大阪府に生まれる。関西大学経済学部卒業

現在、皇學館大学非常勤講師(「伝統の技と心」担当)

大阪府泉佐野市立長坂小学校非常勤講師(初任者指導担当)

親学アドバイザー TOSS親学インストラクター TOSS認知症予防脳トレ士A認定

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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