- はじめに
- 1 子どもの心の声に耳を傾けよう
- 日々の教師修業1 「子ども達の心の声」に耳を傾けるために心がけていること
- 2 1冊でも多くの教育雑誌を手にしよう
- 3 買った教育雑誌・教育書の再読を楽しもう
- 日々の教師修業2 教育雑誌を購入し,再読する上で心がけていること
- 4 簡単な「授業の流れ」を書き続けよう
- 日々の教師修業3 「授業の流れ」記録を書き続ける上で心がけていること
- 5 勉強会に進んで参加しよう
- 6 レポート検討の場を経験しよう
- 7 いろいろな研究団体を教えてもらおう
- 日々の教師修業4 勉強会「エスカルゴ」で学ぶ時に心がけていたこと
- 8 いろいろな研究団体の学びの場に参加してみよう
- 日々の教師修業5 多くの研究団体の場に参加する時心がけていたこと
- 9 ボランティア活動に参加してみよう〜多くの人に出会うことが出来る場〜
- 日々の教師修業6 ボランティア活動に参加して思い続けていること
- 10 ママさんバレーなどに参加してみよう〜我以外皆我師の原点〜
- 11 地域のお年寄りと語り合おう〜学びに対して謙虚になる〜
- 12 趣味を充実させよう〜心がリフレッシュされる〜
- 13 日記を書き続けよう〜日々の記録をすることが当たり前になる〜
- 14 若者会に積極的に参加しよう〜人は人の中で人になるを実感〜
- 15 任された主任の仕事を楽しんで取り組もう
- 日々の教師修業7 園芸の仕事を任された時に心がけていたこと
- 16 最先端に挑戦し教室で楽しもう〜子ども達のヒーロー・ヒロインになろう〜
- 17 一つの手法にとことん取り組む時期を持とう
- 18 見えない学力に目を向けよう
- 19 自分のめざす授業事実を探そう
- 20 子どもの事実を学級通信に書き残そう
- 21 自分が主宰する勉強会を立ち上げよう
- 日々の教師修業8 勉強会を立ち上げて初めに取り組んだこと
- 22 誰よりも多くレポートを書いて勉強会に臨もう
- 日々の教師修業9 誰よりもレポート等を持って行くために心がけていたこと
- 23 教師自学ノートに挑戦しよう
- 24 講座等に参加した記録をサークル通信にまとめよう
- 25 サークル通信等を雑誌に投稿しよう
- 日々の教師修業10 サークル通信等を大量に書き始めた時取り組んだこと
- 26 「募集」されたものに挑戦しよう@〜イラスト募集〜
- 27 「募集」されたものに挑戦しようA〜編集委員募集〜
- 28 「募集」されたものに挑戦しようB〜サークル研究募集〜
- 29 原稿を依頼されたら絶対に挑戦しよう〜初めての原稿依頼〜
- 日々の教師修業11 初めて原稿を書いた時に味わった一言
- 30 学級通信の大量発行に挑戦してみよう
- 日々の教師修業12 学級通信を大量に発行する時に心がけていたこと
- 31 人から「いつもの」と言われるまで挑戦し続けよう
- 32 「募集」されたものに挑戦しようC〜広大附属小の授業を見る会〜
- 日々の教師修業13 講座・企画等に参加した時にいつも試みていること
- 33 授業公開・授業交換を進んでしよう〜教師修業の土壌づくり〜
- 34 校内の実践家に教育技術を教えてもらおう〜行動と請う動〜
- 35 研究授業には進んで手を挙げよう〜学びのシャワーが待っている〜
- 日々の教師修業14 野辺山の授業をきっかけに自分が大きく変わったこと
- 36 「募集」されたものに挑戦しようD〜見えない学力に挑戦〜
- 日々の教師修業15 チャレンジランキングに挑戦した時試みたこと
- 37 「募集」されたものに挑戦しようE〜教育雑誌のモニター〜
- 38 手紙を書き続けたら往復書簡集にしよう
- 日々の教師修業16 書庫の中の本数千冊を再読する
- 39 講座等の講師依頼が来たら進んで引き受けよう
- 40 サークルの仲間全員で本を書く機会を生かそう
- 41 新しい問題提起に挑戦しよう@〜教育雑誌連載〜
- 日々の教師修業17 教育雑誌の連載をしている時に心がけたこと
- 42 自分達で企画・運営する場を経験しよう@〜裏方を学ぶ〜
- 43 自分達で企画・運営する場を経験しようA〜その道のプロに学ぶ〜
- 44 新しい問題提起に挑戦しようA〜教室で活躍するキャラクター達〜
- 45 「子ども達全員の成長記録」を毎日残してみよう〜ザ・チャイルド挑戦〜
- 46 保護者と手紙のやりとりをしよう〜共育カードに挑戦〜
- 47 新しい問題提起に挑戦しようB〜面白ドリルワーク作り〜
- 日々の教師修業18 面白ドリルワークを作り続けていた時に心がけたこと
- 48 新しい問題提起に挑戦しようC〜通信教育の問題作り〜
- 49 仲間の得意なことから学ぼう
- 日々の教師修業19 一番身近な人からも学び続ける
- 50 全国の仲間と学び合う勉強会を作ってみよう〜ミスを生かす子ども達を育てる研究会〜
- 日々の教師修業20 全国の仲間と学び合う勉強会を作った時に心がけたこと
- 51 地域の方々に学びの楽しさを伝えよう
- 52 デジタルの世界を利用して実践交流をしよう
- 日々の教師修業21 デジタルの世界に記録を残す
- 53 一日3冊の本は読もう
- 54 指導案や授業記録を毎日書き続けよう
- 55 問題提起が本という形になるまで取り組もう
- 56 井戸端学習会で校内の先生方と学び続けよう
- 57 心にいつも「遊学」「道草学び」を
- 58 早いうちに全学年やいろんな立場を経験しよう
- 日々の教師修業22 変わらない生活リズムを維持する
- おわりに
はじめに
教師という仕事に就いて,30数年が経ちました。
その間,新任の時に抱いた夢をいくつか実現することが出来ました。
・教師という仕事が終わるまでには,自分の本を1冊は書いてみたい。
・全国の先生方と日々つながりを持てる場を持ち,学び合いたい。
・自分がやってきたことを,どこかで話す機会を持てるような実践を積み,やってきたことで,人の役に立ちたい。
・山口県にある松下村塾のように,いつか次世代の若者を育てる場を自分のもとに作りたい。
新任の時は,全て夢のまた夢と思っていました。
ところが,本著に紹介しているような「出会い」と数々の「挑戦」を通して,一つ一つの夢が少しずつ叶っていきました。
もちろん,日々いろいろな出会いがあります。
その出会いを,どう挑戦につなげていったかを本著では紹介しました。
新任の時「先生の授業,面白くない」と子ども達に言われ,涙が出そうなくらい落ち込んでいた自分が,どう教師修業の道を歩み,授業人と言われるまで這い上がっていったか。
本著は,その這い上がっていく様子を57の「出会いと挑戦」の場面,22の「日々の修業の様子」を通して語っています。
本著が,日々の授業に悩み,子ども達との関わりに悩んでおられる先生方のお役に少しでも立てると幸せです。
2014年4月17日 自分が作った勉強会「ふくの会」29周年の日に /福山 憲市
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- 明治図書
- 教師自身がどのように人間として、教室のとして成長していくのかがわかる一冊です。福山先生の現在がいかにしてつくられたか分かる。2017/4/2山口 トトロ
- 教師が成長するための1つの方法を示す。ここまでできない!と思うけれど、1つの姿として。教師は、向上し続けること、励みが得られる本。2015/4/2930代・男性