法則化女教師仕事にかけるロマン2子育て期:手早く仕事をこなすポイント30代女教師のハンドブック

好評10刷

自己流から脱却して見えてくる“プロの技”/早く楽しくリズミカルに仕事をこなす3つの条件/子どもが“自分たちで動くシステム”をつくろう。


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電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-066213-2
ジャンル:
授業全般
刊行:
10刷
対象:
小学校
仕様:
B6判 160頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年10月16日
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目次

もくじの詳細表示

まえがき /向山 洋一
T 自己流から脱却して見えてくる“プロの技”
/関家 千恵
1 テスト採点の微細技術で時間の節約が出来る
2 朝自習の指導―指示は全員にせよ
3 ゆとりを生む帰りの会の中止法
4 授業を変える向山実践の極意
(1) 授業開始の三分間をどうするか
(2) 手応え感じたノートチェックの仕方
(3) 買って出ていく研究授業
U 早く楽しくリズミカルに仕事をこなす3つの条件
/勇 和代
1 学校でのリズミカルな仕事術
(1) 毎日の宿題点検だから少しでも楽に早く
(2) 苦にならないノート点検法
(3) 子どもの字がきれいになるノート点検法
(4) 絶対早いテストの丸つけ法は出席簿が鍵
(5) 自分たちだけできれいにさせるそうじ指導
2 毎日の仕事、早く楽しく
(1) 鉄則「後まわしにしない。」
(2) 何といっても、出会いの三日を成功させるべき
(3) 子どもとのいい関係づくり
(4) 保護者とのいい関係づくり
3 家庭でのリズミカルな仕事術
(1) いつでもどこでも仕事をする工夫
(2) 少しでもゆとりを持とう
(3) 子どもを産んでからの女教師の強み
V 子どもが“自分たちで動くシステム”をつくろう
/渡辺 久美子
1 “日直作文”を導入する
2 “当番活動”をこう工夫する
3 みんなが楽しむ“係活動”
4 こんなふうに用意する“先生の話”
5 保護者とネットワーク “連絡プラス自学ノート”
W 体力一番・図太さ二番・感謝三番の心得で
/大場 寿子
1 “時間がない”を救う三つの原則
2 心得その1=仕事は、学校ですること
3 心得その2=時間で仕事を区切る
4 心得その3=元気一番・図太さ二番・そして、準備
5 子育て一段落の今から、一歩進むために助走する
X “使い勝手のよい亭主”も活用しよう
/伴 佳代
1 「仕事」にかけられる時間はこれだけしかない!
2 処理事項はまとめておく
3 「係」を活かすとこうなる
4 「研究授業」の布石を打つ私の対策
5 学校の仕事・モロモロこなし術
6 自分の子どもに対応する
Y 学校と家庭生活に活かす子育て法
/松垣 直美
1 学校の仕事―早くて充実した取り組みのポイント
(1) わからないことは教えてもらう
(2) 宿題ノートを速く見るコツ
(3) 子どもの顔を見ながら書く通知表
(4) 回覧やアンケートはためないで
2 家庭の仕事―楽しくこなす知恵
3 子育てを仕事に活かして法則化で学び続ける
Z 子育ての中の女教師でもプロになる道伝授
/高谷 恵美子
1 子育て女教師プロとアマの差はココにあり
2 やれるときにまとめてやってしまうのだ
3 とにかく、能率的にやるためのちょっとした工夫
4 一番忙しい年度始めをこう乗り切る
5 どうすれば教材研究を能率よく出来るか
6 文明の利器は大いに役立つ!
7 文書資料保存はファイルの使いわけで違ってくる
8 手早く仕事をこなすポイント―家庭編
9 終わりに―肝っ玉母さんを地でいく
あとがき /師尾 喜代子

まえがき

   教育技術法則化運動代表 /向山 洋一


 女性教師が学校を支えている。

 失礼をかえりみずにいうのだが、かつて、教務主任、生活指導主任などは、男の教師の仕事とされてきた。

 力をもった働きざかりの男教師が担当し、そうした教師は教頭、校長になっていった。

 ところが、近年、女性の教務主任、生活指導主任もみられるようになってきた。

 女性が多いから当たり前……ともいえない現実がある。

 数が多いからそうなるのではなく、明らかに腕のいい女性教師が増え、不勉強の男性教師が増え、力量の差が逆転してこのような現象が見られるようになったからである。

 法則化運動に参加するある女性教師は、三年連続の六年生担任である。普通、五年六年と連続して担任することが多いから、何かの事情があって担任が降りたところの立て直しに起用されたと考えられる。一昔前なら、力ある男性教師の仕事だった。今は、男性がこけて、女性が支えている。しかも、この女性教師は、教務主任も担当している。

 教務主任でかつ、六年立て直し学級の担任ということは、その学校の最も困難な所を支えていると考えていいだろう。

 明らかに、プロと呼べる女性教師が誕生しつつある。

 男性教師のように声は大きくはない。

 しかし、知性的だ。本を読み、良いことは貪欲に吸収する。

 メンツにとらわれずに、実行する。

 車の話、部活の話、カラオケにうつつをぬかしている男性教師が、かなうわけはない。

 教師は、知的な仕事だ。

 腕力と声の大きさがものをいうのは、一時のことである。

 長い目で見れば、知性をみがいた教師が実力をつけていく。

 男性教師が著しく伸びるのは、新卒から28才までだ。

 この時期に、仕事にうちこみ、研究もし、本を読んで勉強しないと、後々さしさわりが出てくる。

 若いから、子どもも親もなついてくる。つい自分の力があると錯覚する。しかし30もすぎれば、子どもも親もサーと離れていくようになる。華の命は短いのだ。

 28才までに、思いきり勉強した人間でないと、全国区は、まあ無理だ。

 30すぎても応分の努力をすれば、本の二、三冊までには手が届こうが、全国区の技量までは届かない。手遅れなのである。

 その点、女性は、伸びるチャンスが二回ある。

 一回は新卒から結婚まで。正確にいうと一、二年目に大きな挫折を味わい、深く反省してから結婚までの時期。

 子育ての時期は伸び悩みになる。自分の子どもをしっかり育てることも大切だ。

 そして、子育てが終わって、長い間望んだ自由な時間を手にしたとき。

 この時、研究等に参加した女性は強い。

 お母ちゃんの底力と、長年の想いがほとばしるように急上昇する。

 こうした実力をもつ女教師の登場は、日本の教育史でも初めてのことである。

 本シリーズに登場する女性教師は、そうした教師の一角である。

 続けて、全国各地の女性教師の活躍をお届けしたいと思っている。

 又、「自分もやりたい」という方はぜひ、各地の法則化サークルに参加されたり、自分たちでサークル活動していただければと思っている。

 「教室ツーウェイ」誌は、そのための交流の場でありたいと思う。

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