特別支援を要する子の担任として、絶対にやってはいけないNG指導、NG対応

特別支援を要する子の担任として、絶対にやってはいけないNG指導、NG対応

ロングセラー

好評11刷

よいと思ってマイナスのことをしていないか?指導を見直す実例集

ひと口に特別支援を要する障害といっても、症例によって対応は違う。この点への情報不足が問題をこじらせているケースが多いと編者はいう。どういう対応はダメ・NGなのか。障害別の対応NG指導、通常学級でのNG、特別支援学級でのNGなど実例で紹介。


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ISBN:
978-4-18-059814-4
ジャンル:
特別支援教育
刊行:
11刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 176頁
状態:
在庫あり
出荷:
2019年9月20日
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目次

もくじの詳細表示

まえがき
第一章 特別支援を要する子に、絶対にやってはいけないNG指導、NG対応
1 教えずに叱る
2 無計画で予定を安易に変更する
3 大きな声で怒鳴りつける
4 一時に多くのことを指導する
5 指導せず放置する
6 長くまとまりのない説明をする
7 一時間、単調で同じ内容のことを指導する
8 行事の練習に時間をかけすぎる
9 宿題を出しすぎる
10 個に対応しすぎ、集団の動きが止まる
第二章 障害別、絶対にやってはいけないNG指導、NG対応
1 広汎性発達障害の子に絶対にやってはいけないNG指導、NG対応
2 知的障害の子に絶対にやってはいけないNG指導、NG対応
3 虐待の子に絶対にやってはいけないNG指導、NG対応
4 不登校の子に絶対にやってはいけないNG指導、NG対応
5 ADHDの子に絶対にやってはいけないNG指導、NG対応
6 ダウン症の子に絶対にやってはいけないNG指導、NG対応
7 アスペルガー症候群の子に絶対にやってはいけないNG指導、NG対応
8 肢体不自由の子に絶対にやってはいけないNG指導、NG対応
第三章 特別支援を要する子どもが在籍する通常学級の担任として、絶対にやってはいけないNG指導、NG対応
1 やんちゃくんA男とその家族との関わりで学んだNG指導、NG対応
2 アスペルガー傾向の児童との関わりで学んだNG指導、NG対応
3 新卒期の失敗
4 授業でのNG指導、NG対応
5 授業技量を高める
6 ほめてほめてほめることが大切
第四章 特別支援学級担任として、絶対にやってはいけないNG指導、NG対応
1 通常学級担任時のNG指導、NG対応
2 我流で授業を組み立ててもうまくいかない
3 特別支援学級担任として、絶対にやってはいけないNG指導、NG対応
4 小学校の特別支援コーディネーターとして絶対にしてはいけないこと
第五章 新卒、若手教師が陥りがちな、絶対にやってはいけないNG指導、NG対応
1 新卒期の自分自身のNG指導、NG対応を振り返る
2 授業でのNG指導、NG対応
3 学級経営でのNG指導、NG対応
4 原理原則を知っていることと、使いこなすことの隔たりに気付いた
第六章 ベテラン教師が陥りがちな、絶対にやってはいけないNG指導、NG対応
1 長年の経験で何となくできると勘違いする
2 今までのやり方の間違いに気付かない
3 子どもとの距離を埋めることができない
4 保護者から信頼を得ることの大変さを分かっていない
第七章 高校教師として、絶対にやってはいけないNG指導、NG対応
1 高校の授業で、絶対にやってはいけないNG指導、NG対応
2 生徒指導でのNG指導、NG対応
3 進路指導でのNG指導、NG対応
第八章 保健室からの発信。絶対にやってはいけないNG指導、NG対応
1 新卒一年目、離島での教師生活。事務的な手続きでやってしまった失敗
2 健康診断でやってしまった失敗
3 医療的なケアで絶対にやってはいけないこと
4 失敗は宝。そこから学び、松島裕美氏のような養護教諭を目指す
第九章 特別支援学校で、絶対にやってはいけないNG指導、NG対応
1 自立活動で絶対にやってはいけないNG指導、NG対応
2 教科の指導で、絶対にやってはいけないNG指導、NG対応
3 食事指導、排泄指導で、絶対にやってはいけないNG指導、NG対応
あとがき

まえがき

 勉強しない教師は、とんでもないことをする。よいと思って子どもには、マイナスのことをする。

 「あの子には、少々厳しいくらいがちょうどいいんだ」と叱りつける先生がいる。

 6年生でADHDの診断がおりている子を担任した。

 その子は、微細運動障害を持っていた。

 鉛筆で文字が上手に書けない。

 もちろんそのことを本人も家族も知っていて家庭でトレーニングもしている。

 そういったことを家庭訪問でも伺った。

 数字の「5」の書き順を考えてもらいたい。

 その子は、数字の「5」の書き順が違っていた。「たて」の線が先だが、「よこ」の線から書き始める。

 少し速く何度も書いてみてほしい。

 数字の「5」が、「3」に見える。

 このことに気がついた。その子が、書いている「3」は、実は「5」であったとわかったのだ。

 6年生になるまでそのことに気がつかなかったのだ。

 算数の問題で「5」と書いているのに間違ってきたわけだ。

 本当に申し訳なかった。もっとはやく教師が気付かなければならなかったのだ。

 何も見えていなかったわけだ。

 その子が、中学に進む。引き継ぎも行う。

 その子の母親が相談に来られた。

 「勉強が面白くないというのです」といったことだった。

 それは、中学の先生が、「そんなきたない字だったら、高校へは行けれないぞ」と言ったそうだ。

 中学の先生は、悪気があったわけではない。きれいな字を書くように指導したかったんだろう。

 しかし、ADHDのその子には、「高校へ行けない」が入ってしまった。

 特別支援の子の特性を理解できていなかったのだ。

 教師のNGから学ぶことは、多い。

 よいと思ってマイナスのことをする。

 特別支援教育は、学ばなければわからないことがいっぱいある。

 本書は、NG集である。多くの先生に参考になると思う。


  平成二二年四月二日   /甲本 卓司

著者紹介

甲本 卓司(こうもと たくし)著書を検索»

TOSS岡山サークルMAK代表

『ジュニア・ボランティア教育&総合的な学習』誌編集長

岡山県久米郡久米南町立弓削小学校教諭

大恵 信昭(おおえ のぶあき)著書を検索»

法則化MAKアイランド代表

香川県立香川中部養護学校教諭

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • 特にありません
      2015/5/250代・小学校教員
    • 特別支援を要する子に、よい対応をしようと思っても、
      なかなか、本のようにはできないことがよくあります。

      でもNG指導や、NG対応を知っておくことで、その
      ことをしないようにすることは、比較的容易です。

      具体的な事例がたくさん書かれており、大変参考にな
      りました。

      小学校から高校、特別支援学校まで幅広く、書かれて
      あるのもありがたいです。

      校種は違っても、子どもたちの年齢は違っても共通項
      や知っておくとよいことがたくさんあると改めて思い
      ました。

      このシリーズの次巻の発刊を待ち望んでいます。
      2010/6/12よしお
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