集団になじめない子に入る規範意識の育成

集団になじめない子に入る規範意識の育成

集団の中で「約束やルールを守る」規範教育のヒント事例集

子どもに「どんな先生が好きか」を聞くと「トラブルを解決してくれる先生」が上位。小さな事件が次々に起こっているはずだ。子どもに嫌われたくないと若い先生は子どもを叱れないとか。嫌われても「ならぬものはならぬ」のだ。毅然とした態度で規範意識を育てよう!


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ISBN:
978-4-18-054339-7
ジャンル:
道徳
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 148頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年10月15日
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目次

もくじの詳細表示

まえがき
T 「心の教育」は、成果が見えない。それが一番の問題である
1 「心の教育」とは
1 「心の教育」は、心の何の教育か? /2 ルールを守る /3 マナーを教える /4 評価の基準 /5 メッセージを書く
2 道徳の授業と規範意識 論議が先行し規範意識が低下した?
1 道徳論議 /2 人間形成 /3 セロトニン5(ファイブ)
U 「規範意識」が学級崩壊を抑制する
1 ハインリッヒの法則に従って学校を見直すこと
1 ブレている /2 筆箱の中身 /3 商品チェック /4 カラーペン /5 ランドセルのキーホルダー
2 誰かが伝えなければならないことを伝えきれていない時代 最後のチャンスは、学校教育にある
1 無礼者 /2 戦後の復興 /3 全国学力学習状況調査結果 /4 四月の指導が一番
3 脳科学の見地から、規範意識を考える みんな「仲間になりたい」のだ
1 脳科学からのアプローチ /2 脳神経細胞の本能 /3 保護者会でお願いすること
4 「決まりを守る」ことは、学級づくりの基礎的・基本的な技能である
1 「学習用具の決まり」を守る /2 授業の原則「全員の原則」 /3 学校の決まり
5 規範意識を特別支援教育の視点から考える
1 九歳の壁 /2 自立を教える /3 特別支援を必要とする子に共通すること /4 ワーキングメモリー /5 エラーレスラーニング /6 授業も生活も同じ
6 三つのチェックポイントと四つの努力目標で規範意識を育てる
1 相撲界 /2 学級崩壊 /3 自分のクラスをチェックする /4 人権意識
7 「自由」でいて「規律のある」学級を作る 教室は、楽しいのが一番だ
1 甲本学級参観 /2 甲本学級の雰囲気 /3 聞かせる /4 やんちゃへの対応 /5 セロトニン5(ファイブ)
8 人生を変えるメッセージ 人生を豊かにするメッセージ メッセージを書けるクラスを作ろう
1 メッセージを書こう /2 郵便教育
9 イベントを通して、集団の力を大きくする イベントは、成長のためにこそある
1 決まりを守る /2 服装の乱れ /3 運動会で校歌を大きな声で歌う /4 どうやって指導するのですか?
10 規範意識を読書で育てる すぐに効果は現れずとも効果はある
1 読書のススメ /2 読書の時間を設定 /3 子どもたちが選んだ本 /4 ジャンルを指定 /5 朝の読み聞かせ /6 新聞のススメ
V 協調できない子・責任を感じない子への指導
1 行為を分析し、原因を追求する /2 協調できない子 /3 責任を感じない子 /4 褒める技術 /5 教室を飛び出す子
W 自由の空気が、係り活動を活性化させる
やりたいことをやりたい人が企画する
1 やりたいことを /2 ボーリング係り /3 褒めること /4 マンネリ
X プロの集団になろう。傷のなめあい研究授業よサヨウナラ
1 指導する /2 「学び合う」集団
Y 多くの場を設定する。慣れることで意欲を増すことができる
1 「無」を目指す /2 高学年は発言をしないか? /3 おとなしい六年生 /4 指名無し討論への道 /5 どこでも指名無し
Z 教師の度量で、子ども主体の活動を作り出す
1 教師の懐を広く /2 新聞係り /3 学級文化は発展する /4 大人の度量
[ 学級崩壊を防ぐ学級の自己診断の観点
1 自己診断
\ 集団になじめない子がなぜ増えてきたか 「虐待」「虐待もどき」が、引き金になる
1 一番弱いところ /2 虐待 /3 社会の鏡
] 配慮を要する子どもへの対応は、教師が学ばない限り、間違っている
1 良いと思ったことが間違い /2 対応とは /3 基礎体力の先
XI 新学習指導要領で「確かな学力」は向上するか 指導力の復権が、救世主になる
1 改定と指導力の関係 /2 現場で学力をつける /3 学力向上プランを校内に提案 /4 授業改善 /5 授業力の向上 /6 家庭との協力 /7 読書活動の推進
XII 生活力格差を埋める指導・逆転する仕掛け
子どもを見つめる大人の度量
1 虫博士 /2 遠足 /3 やんちゃ度アップ
XV ペーパーチャレラン 雨の日の教室が待ち遠しい
1 雨の日の過ごし方 /2 教室で実施 家庭へも普及
XW 体験活動の充実
ボランティア体験した子どもは、忘れない たった三時間のボランティア体験を子どもたちは一生覚えている
1 同窓会 /2 心に残る教育 /3 一〇〇〇分の三の思想 /4 三〇代教師の奮戦 /5 ボランティア教育の原風景 /6 社会貢献活動
あとがき

まえがき

 連日、いじめ、自殺というニュースが入ってくるようになった。

 五年程前もそういったニュースが流れていた。文部科学大臣からの緊急メッセージもすべての子どもたちに出された。記憶に新しい。

 学級は、生きている。

 その中で、当然「いじめ」も生じる。

 そこだ。

 その時にどういった指導をするかによってそのクラスがプラス方向に行くか、マイナス方向に行くかが決まる。

 子どもたちに「どんな先生が好きか」というアンケートを取ったものがある。

 最近の調査では「トラブルを解決してくれる先生」という項目が上位をしめた。

 学級のトラブルをいかに解決するか。教師の手腕である。

 この「いじめ」は、学級崩壊と強い関係がある。

 いきなり、いじめがエスカレートし自殺に繋がるわけではない。

 小さな事件が次々に起こっているはずだ。靴隠しだったり、落書きだったりする。

 何度も事件が連続して起こるのは学級崩壊の状態だ。

 若い先生で、少し考え違いをしている人がいる。

 子どもを叱れないという。

 その理由は、「嫌われるから」というものだ。

 ちょっとおかしい。嫌われても言わなければならないことは言わなければいけない。

 私の指導方針は、「ならぬものはならぬ」だ。これで間違ったことは一度もない。

 毅然とした態度で教師はありたい。

 子どもたちの規範意識を育てる。

 難しいテーマだが、学校がやらなければ誰がやる。

 執念にも似た気持ちで努力をしている。

 本書は、私の学級でのできごとを中心に書いてきた。

 トラブルをどう解決したか。

 規範意識をどう育てるように仕掛けを作ったか。

 多くの先生に参考になると思う。


  /甲本 卓司

著者紹介

甲本 卓司(こうもと たくし)著書を検索»

TOSS岡山サークルMAK代表

「ジュニア・ボランティア教育&総合的な学習」誌編集長

岡山県久米郡美咲町立美咲中央小学校勤務

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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