特別支援を要する子の担任に必要な保護者との良い関係をつくる基本スキル

特別支援を要する子の担任に必要な保護者との良い関係をつくる基本スキル

好評2刷

保護者の信頼を得られるためのスキルを場面別・タイプ別に紹介

特別支援が必要な子どもと、どんなに学校内部でよい関係を築いたとしても、それだけでは片手落ち。保護者と過ごす時間の方が圧倒的に多いのだから、保護者ともよい関係を築くことが何より大事。小学校だけでなく、高校にも適応できるスキルを大公開


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ISBN:
978-4-18-046511-8
ジャンル:
特別支援教育
刊行:
2刷
対象:
小・高
仕様:
A5判 180頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年11月14日
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目次

もくじの詳細表示

まえがき
T 保護者とのトラブル解決の基本スキル1
[1] 学校での怪我に怒り、裁判を起こすと言っている保護者がいます
[2] 保護者同士の仲が悪く、子どもに悪影響を与えています
[3] 保護者とのささいなトラブルで落ちこんでいます
[4] 個人懇談や電話、連絡帳で、たくさんの要望を伝えてくる保護者がいます
[5] 授業参観がうまくいかず、保護者から「担任を代えて欲しい」と、校長に言われました
U 保護者とのトラブル解決の基本スキル2
[1] 給食費や、集金を払ってくれない保護者がいます
[2] 保護者との個人懇談でどのような話をしたら良いか分かりません
[3] 保護者会の参加人数が増えません
[4] 「先生は前の先生よりも宿題が少ない」「もっと宿題を出して欲しい」と言われました
[5] 子どもに発達障害の疑いがありますが、受診を渋る保護者がいます
V 保護者のタイプ別、良い関係をつくるスキル
[1] 攻撃的な保護者との良い関係をつくるスキル
[2] 知的障害のある保護者との良い関係をつくるスキル
[3] 不登校の子どもの保護者との良い関係をつくるスキル
[4] 虐待をしている疑いの濃い保護者に対応するスキル
[5] 話が長い保護者との良い関係をつくるスキル
[6] 話をあまりしたがらない、保護者との良い関係をつくるスキル
[7] 子どもの障害にあまり理解がない保護者との良い関係をつくるスキル
W 特別支援を要する子どもが複数在籍する学級で学んだ、保護者との対応スキル
[1] 次々と問題が発生し、保護者との対応に追われる日々
[2] 管理職からのサポートを受けて乗り切る
[3] 落ち着いた対応が功を奏す
[4] 失敗から学ぶ日々
X 特別支援学級の担任に必要な、保護者との良い関係をつくるスキル
[1] 普通学級担任時、保護者との対応に悩む
[2] 心機一転、特別支援学級の担任として保護者と関わる
[3] 小学校の特別支援コーディネーターとして、普通学級の保護者や近隣の幼稚園、中学校のサポートをおこなう
Y 新卒、若手教師に必要な、保護者との良い関係をつくるスキル
[1] 新卒期、個人懇談での失敗
[2] 謙虚に謙虚に、管理職や周りの先生方から、多くの教えをいただく
[3] 一本の電話を大切にする
[4] サークルやセミナーで実感した圧倒的な力量差
Z 高校教師に必要な、保護者との良い関係をつくるスキル
[1] 生徒指導上の問題が発生した時の保護者との対応のポイント
[2] 被害者となった生徒の保護者と対応する時のポイント
[3] 進路面談での保護者との対応のポイント
[4] 保護者から言われた感謝の言葉。高校教師としての喜びを感じる
[ 保健室からの発信、保護者との良い関係をつくるスキル
[1] 熊本での学生時代、松島裕美先生と出会い、養護教諭を目指す
[2] 香川での教師生活スタート。瀬戸内海の離島の中学生との日々
[3] 離島の保護者の方々から多くの学びをいただく
[4] いつかは私も、松島先生のような保護者も包み込むような養護教諭になりたい
\ 特別支援学校の保護者との良い関係をつくるスキル
[1] 新卒時代、今も心に残る苦い思い出
[2] 肢体不自由の子どもをもつ保護者との関わりで多くの学び、感動を得る
[3] 普通学級に戻ってからもこの経験は必ず活きる
] 特別支援コーディネーターとして、地域の学校や保護者との良い関係をつくるスキル
[1] 初めて地域の学校を訪問する際に、準備する物のポイント
[2] 保護者が担任の悪口を言っている場合、どう対応するか
[3] 訪問の日程を組む際のポイント
[4] 研修の講師として招かれた際に、もっていくと良い物は
[5] 連携訪問での授業参観を効果的にするためのポイント
[6] 授業参観後の懇談を成功させるポイント
あとがき

まえがき

 あなたのクラスには、特別支援を要する子どもが必ずいる。

 このことを抜きには語れない。クラスの六%から一四%は、特別支援を要する子だと考えた方が良い。

 保護者との個人懇談などで、質問を受けることがある。

 「うちの子は、学習面で大丈夫でしょうか」

 「うちの子は、生活面でみんなより遅れることはありませんか」

 こういった質問をされたことはないだろうか。どの先生も一度や二度はこういった質問を受けたことがあるはずだ。

 この時、どう答えるかだ。

 勉強している教師と不勉強な教師は、ここで真っ二つに分かれる。

 勉強していない教師は次のように答える。

 「様子をみてみましょう。大丈夫ですよ」

 これに似たような返答をした先生は、どのような根拠をもってそう言い切ったのだろうか。

 ガンの患者が様子をドクターに聞いた時、「まあ、様子をみてみましょう」とデータなくして言うだろうか。

 データを分析し、こうこうだから、こうだと所見を述べるだろう。

 教師も同じだ。

 安易な返答は、その子の一生を左右すると言っても過言ではない。

 保護者の方が、そこまで言われるには、身に覚えがあるからだ。

 学校の様子、学習の様子、そして、専門機関や学校で行ったデータなどをもち込み、担任も説明する必要がある。

 薬の知識ももっていた方が良い。

 ドーパミン、セロトニン等の脳内物質についても、簡単に説明ができるくらいの知識は勉強していて欲しい。

 そういったことが、保護者を安心させ、信頼を得ることになる。

 何も知らないということが一番信頼をなくす。

 保護者の方は、よく勉強をしている。

 自分の子どもだからだ。

 自分の子どもを学校や専門機関などと協力をして良いように育てたいと考えている。

 そういった保護者の方のニーズに対応できる教師にならなくてはならない。

 ニーズに応えることが、その子を救う道である。

 本書が、多くの先生のお役に立てばと思う。


  平成二二年二月   TOSS岡山サークルMAK代表 /甲本 卓司

著者紹介

甲本 卓司(こうもと たくし)著書を検索»

TOSS岡山サークルMAK代表

『ジュニア・ボランティア教育&総合的な学習』誌編集長

岡山県久米郡久米南町立弓削小学校教諭

大恵 信昭(おおえ のぶあき)著書を検索»

法則化MAKアイランド代表

香川県立香川中部養護学校教諭

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • 特別支援担任を今年はじめてさせていただきます。

      なにもかも手探りの状態で、先輩の先生方に教えていただきながらの毎日です。

      保護者の方との連携が大切なところだと思います。

      この本が届くのを首を長くして待っていました。
      そして、すぐに読ませていただきました。

      気持ちが楽になりました。
      知りたい情報がわかりやすく書いてあり、自分でも対応できることがあると思いました。

      さっそくに個人面談をさせていただいたときに役に立ちました。
      ありがとうございます。

      これからも、特別支援が必要な子どもが困らないように、努めていきたいと思います。

      担任にかぎらず、いろいろな部署の先生方にもおすすめの本ですね。
      2010/4/17ありがとうございます
    • 毎年、保護者との関係で頭を悩ましています。

      連日連夜にわたる対応で疲れ果ててしまったことも
      ありました。

      保護者のタイプ別の対応策も、大変具体的に書かれて
      おり、参考になります。

      この本のおかげで、成功する対応法に学ぶことができ、
      心が軽くなりました。

      今年は、スムーズに対応して、その分、子どもの教育
      に全力を注ぐことができそうです。




      2010/4/10りお
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