河田流社会科“調べ考え表現”一体化の学習スキル

河田流社会科“調べ考え表現”一体化の学習スキル

あなたの社会科が人気!必ず習得させる基本スキル大公開

教科書の見方、ノートの書かせ方の基本から始まり、学習活動を通して調べるスキル、討論で考えるスキル、知識定着のまとめ・表現スキル―と、授業で子どもが習得すべきスキルを、実践場面で大公開。討論なら<発言→反論→学級を巻込む>発展スキルの詳細が手に入る!


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ISBN:
978-4-18-002833-7
ジャンル:
社会
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 116頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年8月22日
新学習指導要領解説書籍
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もくじ

もくじの詳細表示

まえがき
T章 最初はこれ! 授業で教える教科書の見方,ノートの書かせ方
1 教科書を見なきゃ始まらない,学習問題のとらえ方
課題を発見し自力で解決する
2 箇条書きでノートフォーマットを教える
箇条書き=要約力がノートまとめにつながる
3 写すことで,習得させる! 見開き最初のノートまとめ
教科書を写すだけで美しいノートができる
U章 活動を通して習得! 調べるスキル
1 活動を通して習得! 地図帳を使った調べるスキル
@教室が熱中する地名探しゲーム
A地図は1種類だけじゃない! 土地利用図の読み取らせ方
B都道府県の名前,形,県庁所在地は,ゲームで覚える!
2 社会科見学を通して習得! 質問はこう考えさせる
見学は観点を持って! 質問はこう考えさせる
3 必要なことを分かりやすく! メモのスキル
@社会科見学メモは,観点を示して
A地図のメモで,所在地把握
B貼ってコメント! レシートの秘密
4 聞きたいことを簡潔に! 手紙調査のスキル
@国語ともリンク,封筒の書き方を教える
Aこれなら相手も答えやすい! 質問状の書き方スキル
B通信で共有! 質問先からの返信
V章 討論で習得! 考えるスキル
1 討論を通して「調べる」から「考える」へ!
@討論で磨く「調べ・考える」スキル
A全員が真剣に調べ,全員が真剣に考える討論
B家庭学習にも転用! 「考え・調べる」スキル
2 感想で身につけよう「考える」スキル
@まとめテスト利用で,心に残っていることを
A動画の感想で蓄積する最先端町工場のすごさ
W章 知識を定着! 調べた最後は,まとめ・表現するスキル
1 知を要約して伝える! ノートまとめ
たった1枚のスーパーのレシートで知的なノートができる
2 楽しさ満載! 他人に説明パンフレット・新聞づくり
作業を繰り返すことで知識が蓄積される
3 お手軽! 絵日記づくり
お手軽絵日記は,たくさん書いて慣れさせる
4 体験の鮮度優先! 絵日記スキル
鮮度重視で楽しさ共有
5 知識をもとに問題づくり
クイズと問題集の作成は,名実をともなう「まとめ」である
X章 提言 これからの社会科授業への準備ポイント
1 グーグルアースと連携! 調べたことを発表へとつなげる
子どもも感激! グーグルアースでお気に入りの場所を発表!
2 情報端末を活用! 次世代型授業の入り口
@提言 先取りデジタル教科書! 授業例
A提言 これが次世代型調べ学習! 授業例

まえがき

◆本書は,『子どもが燃える河田流歴史討論の授業』の姉妹本である。

 河田孝文氏が授業した歴史学習以外の社会科の実践を紐解き,詳細な解説を加えてある。

 河田氏の社会科学習には,子ども達の「活動」がある。

 そして,その「活動」を支える基礎的な「スキル」を子ども達が身につけている。

 本書は,河田学級の子ども達の社会科の活動を行う上での「スキル」にスポットライトを当てている。

 単元別ではなく,子どもの習得すべきスキル別にまとめていくことで,他の様々な単元に転用が可能である。


◆平成20年3月告示の学習指導要領社会〈第5学年 目標(3)〉には,次の記述がある。


 社会的事象を具体的に調査するとともに,地図や地球儀,統計などの各種の基礎的資料を効果的に活用し,社会的事象の意味について考える力,調べたことや考えたことを表現する力を育てるようにする。(下線は,平松による)


 学習指導要領をふまえ,本書は,主に次の3点から構成される。

 @考えるスキル。

 A調べるスキル。

 B表現するスキル。

 子ども達が習得したスキルは,無形ではない。「形」となって表出する。

 それが,討論中の発言であったり,ノートであったり,まとめの新聞であったりするのだ。

 スキルにも段階(レベル)がある。

 例えば,討論なら「発言する」というレベルが第一のレベルだろう。

 最終的には,反論する,引用する,学級の皆を巻き込むなどの高次のレベルへと発展する。

 いったん習得したスキルは,子ども達の血肉となり,年度の終わりに向かうにつれ,レベルが上がっていく。

 河田氏の学級では,年度の最後のほうになると,学習がほとんど「手放し」の状態になる。

 調べたことをもとに,討論し,それをまとめるということが自動化されてくるのだ。

 これは,子ども達の血肉となった「スキル」があるからこそ故である。

 「スキル」を教えれば,子ども達は,それを活用し,問題を解決していく活動ができるのだ。


◆1学期末子ども達は,社会の授業について感想を書いている。業者テストの裏側にある「心に残っていることを書きましょう。」のところだ。

 ある子は,次のように書いている。


 「一本釣りとまきあみ漁,どちらがもうかるか。」から始まった5年1組社会科の討論。心に残っている先生の言葉は,「社会の討論は,資料をもとに発言するのですよ。」。

 ぼくは,インターネットを使って調べた。その結果,一本釣りの方がもうかると思った。


 その他の子ども達全員が「発表」や「討論」のことについて書いている。

 学習した単元の知識について(〜が分かって良かった。〜がすごいと思った。)ではなく,討論という表現の手段が心に残ったと言っているのだ。

 1学期末でこの状態である。2学期,3学期は,想像できよう。

 子ども達に身につけさせる「調べ」「考え」「表現する」スキル,是非とも実際に実践されて確かめてみられることをお勧めしたい。


  /平松 英史

著者紹介

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代表 河田 孝文

教育技術法則化運動の解散に伴い発足したTOSS(Teachers Organization of Skill Sharing)の考えに基づき向山型授業のスキルや技能を学び合う場として2002年より山口県下関市周辺の教師を中心にサークル活動を始める。

週に1回,下関市の小月公民館で例会を行い,常時20名ほどの参加者が模擬授業や実践紹介を通して授業の腕を磨いている。

代表の河田氏から一つひとつの模擬授業に代案・コメントがあり,そのことを励みに県外から参加する教師も多い。

TOSSランドのサイト充実のため,ホームページ作成・サイトアップ講座を定期的に実施している。

平松 英史(ひらまつ えいし)著書を検索»

1976年生まれ

福岡県福岡市立西戸崎小学校勤務

TOSS/Advance所属

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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