総合的学習を創る 2003年12月号
“食”を授業する―基礎基本&面白雑学100選

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総合的学習を創る 2003年12月号“食”を授業する―基礎基本&面白雑学100選

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ジャンル:
総合的な学習
刊行:
2003年11月
対象:
小学校
仕様:
B5判 80頁
状態:
絶版
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目次

もくじの詳細表示

特集 “食”を授業する―基礎基本&面白雑学100選
総合でする“食”の授業―キーワードはこれだ
具体的な献立を示して授業は完結する。献立工夫のキーワードは「簡単にできる」
乙津 優子
ああ、カルシウム!
温泉 敏
常に問いを持ちたい。子どもと大人が共に。そこから始まる総合的な学習
小石川 秀一
食(健康)の自立に必要な力の育成
佐々木 和枝
「エッ」「ハッ」とする場面を
新富 康央
自給と安全
鈴木 隆夫
年間を通して食べる
野上 俊二
家庭と連携した学習展開が容易
野田 敦敬
五官を使って調べ、未来を創造する学習を
山田 綾
“食” で単元づくり―私のお薦めストーリーはこれだ
食で大単元 長丁場でする“食”ならこのストーリー
戸井 和彦
食で小単元 ショートでする“食”ならこのストーリー
奥田 純子
食で1時間 スポットでする“食”ならこのストーリー
齋藤 一子
“食&食文化”をめぐる授業スポット
食の安全性 どんな教材をどう授業化するか
新牧 賢三郎
食と行事・お祭り どんな教材をどう授業化するか
安住 順一
食のマナー  どんな教材をどう授業化するか
長尾 友映
食と栄養 どんな教材をどう授業化するか
古賀 久美子
食の危機管理・農薬 どんな教材をどう授業化するか
小森 栄治
食の危機管理・自給率 どんな教材をどう授業化するか
土井 謙次
総合の基礎基本で“食”―教材開発のスポットはどこか
“食” と環境学習 教材開発のスポット
木色 泰樹
“食” と国際理解学習 教材開発のスポット
山口 浩彦
“食” と情報学習 教材開発のスポット
谷 和樹
“食” と福祉学習 教材開発のスポット
岡田 健治
“食”をめぐる調べ活動の入れ方 FAX教材つき
給食調べ FAX教材&授業づくり
東田 志帆子
自分の食生活調べ FAX教材&授業づくり
村野 聡
栄養バランス調べ FAX教材&授業づくり
上山 留美
食習慣の問題点調べ FAX教材&授業づくり
熊谷 壽
食のマナー調べ FAX教材&授業づくり
神田 朋恵
“食”をめぐる体験活動―何をどう入れるか
栽培体験をするなら “この素材”
三浦 秀行
米づくりをするなら “ここに留意”
脇 規洋
有機肥料づくりをするなら “ここに留意”
三好 保雄
調理体験をするなら “この素材”
小西 文子
“食”をめぐる最新ネタ&夢ネタ―病気を治す食品開発を例に―
草場 信
“食”をめぐる総合学習への発展クイズ・3つの部屋
住田 実
地域を生かす総合学習の教材&授業 (第9回)
「おみやげ」を調べると地域が見えてくる
西尾 文昭
全国マップ 栽培できて食べられるもの珍?図鑑 (第9回)
キノコ栽培キットはいかが?
大堀 真
子どもの興味関心を高めるネタ話 (第9回)
茶畑の扇風機は何のため?
有田 和正
元気な教室英語のバリエーション (第9回)
カラフルひもで形の英語
田上 善浩
ゲストティーチャーと付き合う準備と留意点 (第9回)
事前の打ち合わせのポイント
安住 順一
すぐ使える小話&FAX教材集
【環境教育編】 (第9回)
エネルギーは戦争につながるほどの大問題
城者 貴典
【情報教育編】このファックスでパソコンの誌上レッスン (第9回)
インターネットで調べる前に、パソコン上の百科事典で調べるクセをつける
五十嵐 勝義
【福祉教育編】体験にいざなう小話 (第9回)
ワン ポイント セミナーで、介助の原理を指導する
甲本 卓司
【小学校英語編】子どもがのってくる英会話のゲーム集 (第9回)
便利なWhat?と難しいWhat's this?
渡邉 憲昭
【学び方学習編】総合の学力 読み聞く力を育てるカード (第9回)
TOSSランドの英語サイトを120%活用する
谷 和樹
どう進めるか総合的学習の評価 (第9回)
見えない成長をくみ取る
黒上 晴夫
これで成功!ピーター先生の小学校英語学習 (第9回)
動作で学ぶ英語表現のアイデア
ピーターファーガソン田中 博之
編集後記
樋口 雅子
漢字でするオモシロ博物館 (第9回)
日本人の気概〜漢字文化「腺」の授業〜
小田 哲也

編集後記

○……“食” 誰しも関心のない人はいない大事な問題でありながら、総合的に扱うところがないといわれてきました。

 が、総合が登場したのです。

 この問題を扱わない手はない!と思いますが、どうも、長丁場でこの問題を扱った事例は少ないように思います。

 いわゆる「世間をおさがわせしました!」というニュースが多いせいもあるのかとは思いますが、取り上げる問題が「あれは危ない」「危険いっぱい」という警告を最初から着地点にしているスポット的実践も多いように思います。

 これだと極端にいえば、道徳の授業とどこが変わるのか?となる気もします。

 ところで、ある人が、「だめといわれるものほど好きで、いいと言われるものはなぜか、あんまり好きではないものばかり…」と嘆いていました。たしかにそうだなーと誰しもうなずける話ですから余計、「危険がいっぱい」にうんざりしてしまうではないかとも思います。

 だからと言って、ドクを盛られても好きは好き―と言う食生活がいい訳もないのは自明のことです。

 そこで、結論はそこに帰着するとしても、授業で取り上げるのですから、子ども自身が自ら調べ腑に落ちると言うか、実感としても納得できるような授業づくりを展開するには教材開発の問題だけでなく、授業の方法論にも言及していただきました。

(樋口雅子)

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