生活指導 2010年12月号
実践記録を書こう

L685

«前号へ

次号へ»

生活指導 2010年12月号実践記録を書こう

紙版価格: 869円(税込)

送料無料

電子版価格: 782円(税込)

Off: ¥87-

ポイント還元20%

ファイル形式

PDF
ジャンル:
生活・生徒・進路指導
刊行:
2010年11月8日
対象:
小・中
仕様:
A5判 123頁
状態:
絶版
出荷:
ダウンロード
定期購読

目次

もくじの詳細表示

特集 実践記録を書こう
特集のことば
実践記録を書こう
井本 傳枝
論文
教育実践記録―文書報告(管理)に抵抗する
藤井 啓之
実践記録・小
「せ〜の!ごめんなさいプリ」
河野 靖
実践記録が生まれるまで
実践が「実践記録」となる時
堤 公利
実践記録・小
自分たちをみつめて―高学年の子どもたちの課題とどう向き合うか―
森 芽衣
実践記録が生まれるまで
サークル幌馬車での学び方
入江 智子
実践記録・中
安心が息づくクラスにしよう!〜圭史を核としたリーダー集団を中心に〜
澤 篤子
実践記録が生まれるまで
澤レポートはこうして誕生した
有川 博延
論文
実践記録の書き方〜書くことそのものが学び〜
塩崎 義明
第2特集 反貧困に取り組む子ども集団づくりの課題〜第52回全国大会(滋賀)に学ぶ〜
T 基調提案をこう読んだ
反貧困に取り組む集団づくりをどう進めるか
古関 勝則
「当事者性」「自助グループとアソシエーション」を問う
中沢 照夫
〈貧困〉と闘う子ども集団づくりの実践の構図
船越 勝
U 大会をふりかえって
[研究のまとめ]〈反貧困〉に取り組む集団づくりの課題
大和久 勝
大会を終えて/現地実行委員会より
滋賀・長浜大会は参加者に勇気と展望を与える大会になったか?
有川 博延
大会を終えて/大会担当より
滋賀のみなさんに感謝。充実した学習の全国大会
村越 規雄
今月のメッセージ
通信欄のこと
高原 史朗
私の授業づくり (第21回)
小学校〈理科〉/「楽しい理科の時間」をめざして
奈良 光一
中学校〈理科〉/理科の「理」は理由の「理」〜話し合いのきっかけづくりに苦心して〜
芳賀 郁雄
実践の広場
子どもの生活・文化・居場所
チーム対応と居場所づくりで改善したYの不登校―「黒豚君」と「白豚君」
大谷 敏彰
〜「一生懸命に生きているのに勝者になれないこの世界」:黒豚君の世界 「それでも、何とかやれば引き分けの人生になるかも」という白豚君の世界〜
子どもをつなぐ活動・行事
全校生徒がつながる三送会
村上 米子
いきいき部活・クラブ
おもしろクラブ紹介:推理・創作小説クラブ
木村 さおり
手をつなぐ―教師・親・地域の人々
「小中一貫」は白紙撤回・見直しを〜私の投書から〜
武藤 雅文
私が教師を続けるわけ
教員生活抜きにして今の私はいない
込田 幸枝
案内板 集会・学習会のお知らせ
〈発達障害〉の理解と支援―学級・学校・地域を育てる (第9回)
地域で暮らして人生をゆたかに生きぬく
間宮 正幸
教育情報
沖縄米軍基地問題と沖縄長期教育計画
三村 和則
北から南から
サークルだより・長崎
長崎県生研 佐世保サークル
〜西の果ての佐世保サークルです。ボチボチやってます!〜子どものことをしっかり考え、自分を取り戻す場所〜〜
読書案内
『生活指導事典―生活指導・対人援助に関わる人のために』
折出 健二
読者の声
10月号を読んで
特別支援学校の現在と課題 (第1回)
つくりだす可能性を求めて
小室 友紀子
編集後記
高橋 英児

今月のメッセージ

通信欄のこと

常任委員 高原 史朗


教師になってからずっと、テストの最後に「通信欄」を設けている。テストの採点の前にここを読んで、返事を書いて、それから採点している。

この間、毎月、生徒に配る詩のネタにつまったので、こんな詩を書いて紹介した。

答案の最後

通信欄に書いてあることば


最近忙しいです。三年生が引退なのでチームに貢献したいです。

マックとモスならモスの方が美味しい。先生はどっち派ですか。

平家物語はテストに出ますか。出るとしたらいつですか。

信号待ちしてたら女の人の足に虹があたっていました。だから僕は虹の足を見ました。

漢字が絶滅しました・・・笑い。

先生、お勧めのマンガありますか。わたしは渡辺多恵子さんの「風光る」お勧めです。

国語係になりました。楽しい授業を待ってます。

先生、顧問になって朝練をなくしてほしいです。

今年の演劇部の劇は「贋作マクベス」ですよ。

学校が楽しいです。毎日前の席の、小泉さんを観察しています・・・・

今回難しい気がするのは二年生になったからですか。

形式名詞がむずかしいんです。

次の試験では絵を猫く問題出してください(ごめん、それネコだから)

うがああああああああ

最近なんかいろいろ大変で・・・でもがんばります。

この前卓球のお店に行ったとき、先生の家教えてもらっちゃいました。

一年生がせっかく入部したのにテスト期間になっちゃいました。

「少年の日の思い出」のクライマックス、いったいどこなんですか!


みんなちゃんと生きている

たとえ

テストの最中であっても。

「通信欄」のルーツは私の高校の恩師、柿崎登久先生。トクさんは、物好きなことに、私が勝手に書いていた「テスト批評」に毎回返事をくれたのだ。

通信欄でしか話さない生徒もいる。時には一行の通信に時間をかけて、長文の返事を書くこともある。こんなことで生徒と「つながった」などというつもりはない。ゆるやかに生徒たちに答える時間が楽しいのだ。

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書

ページトップへ