著者インタビュー
新刊書籍の内容や発刊にまつわる面白エピソード、授業に取り入れるポイントなどを、著者に直撃インタビューします。
マインドマップを使った“超作文指導法”とは?
学校法人朝日学園朝日塾小学校教諭佐久間 賢志
2012/2/9 掲載
  • 著者インタビュー
  • 国語

佐久間 賢志さくま けんじ

マインドマップフェロー
教育学修士・メンタルケア心理士・絵本作家
学校法人朝日学園朝日塾小学校教諭

―本書は「魔法の作文ワークシート」とのことなのですが、どのような部分が「魔法」といえるのでしょうか?

 児童が自分で書きたいことに気付いていくので、こちらから作文を「書かせる」という感じがないところです。したがって、適切な環境と適切な課題を与えることができれば、あとは自動操縦するように子どもが作文に向かうのです。そういったところが魔法といえると思っています。

―本書で紹介されているマインドマップとはどのようなものですか?

 放射状に、関連付けながらメモを取るように、発想や知識をまとめていくノート法です。作文だけでなく、読む活動、国語科を超えて他教科でも、あるいは授業計画などにも使うことができます。

―マインドマップを作文指導に生かすことには、どのようなメリットがありますか?

 マインドマップを使うと、子ども自身、自分の予想をはるかに超える発想を引き出されてしまうところです。メインブランチを精査していれば、取材と構成が同時にできるので、作文を書けてしまうので、特に初めから原稿用紙に向かうと書けないような児童にはマッチする指導法だといえます。

―マインドマップを使って作文指導をしている時の子どもたちの様子を教えてください!

 マインドマップをかかせているときは、ほとんど指導者側からの声かけはしなくていいくらい児童は集中します。もっというと声をかけるとその集中している状態をプツンと切ってしまうのではないだろうかと思うくらいです。

―最後に全国の先生方へ一言メッセージをお願いします。

 マインドマップを導入すると始めは目新しさで、児童も保護者も喜びます。しかし、使いこなせるようになると目新しさだけではなく、児童の内面に潜んでいた「知的好奇心」を開放することになり、学ぶ楽しさに気がついていきます。そこまでくると課題と白い紙を与えると子どもは自分で学ぶようになるので、指導者側に余裕が生まれます。気持ちの上での余裕が、児童に伝わると、教科の指導やクラス運営がとてもうまくいきます。是非、導入してください。

(構成:木山)
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