資質・能力を育む 新図工科授業づくりのアイデア集 6年編
指導と評価のポイント

資質・能力を育む 新図工科授業づくりのアイデア集 6年編指導と評価のポイント

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評価や支援の観点を明確化。授業の流れも簡潔でわかりやすい。

本シリーズは、、図画工作で資質や能力を目指して教材のアイデアや授業づくりのポイントを中心に構成している。この6年編では、10年後の自分、未来の私たちの町、広告デザイナーに挑戦!!など子どもたちの発達段階を考慮した44の実践例を紹介している。


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ISBN:
978-4-18-790614-0
ジャンル:
図工・美術
刊行:
対象:
小学校
仕様:
B5判 112頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

目次

もくじの詳細表示

はじめに
本書の特長と活用の仕方
学習指導要領とこれからの図画工作科教育
第1章 6年生の実践のポイントとアイデア
(1) 鏡の向こうは……うそっこ満載!! 【表現1】
(2) ワイドテレビ 【表現1】
(3) シンメトリーの世界 【表現1】
(4) おいてみくらべてみ 【表現2・鑑賞】
(5) わっ おばけだ! 【表現1】
(6) これを積んだら? ここで積んだら? 【表現1】
(7) ならべて 見つめて 〜規則性のある配列・配置〜 【表現1】
(8) ぐねぐねホースで○○ 【表現2】
(9) 竹のアートに挑戦! 【表現1】
(10) 鳥になって,虫になって 【表現1】
(11) 絵と言葉で 〜6年生になった私〜 【表現2】
(12) 教室が異世界につながっていたら 【表現2】
(13) 私のお気に入り 【表現2】
(14) 私の好きな春の植物 【表現2】
(15) 世界で一つだけの絵本をつくろう! 【表現2】
(16) 墨で伝えて 【表現2】
(17) 12才のメッセージ 〜饅絵で表す〜 【表現2】
(18) 未来の私たちの町 【表現1】
(19) 「思い出の歌」と色を重ねたら…… 【表現1】
(20) 世界に一つだけの花をつくろう 【表現2】
(21) 題名への思い 【表現2】
(22) 10年後の自分 【表現2】
(23) 針金グニャグニャ 【表現2】
(24) みんな地球の仲間たち 【表現2】
(25) 私の時を刻む 【表現2】
(26) どこでもドア 【表現2】
(27) 立体パズルをつくろう 【表現2】
(28) 切って組み立てよう 【表現2】
(29) 私たちの町 【表現2】
(30) ぬくもりを伝える灯り 〜和紙を使ったランプシェード〜 【表現2】
(31) 海の贈り物 【表現2】
(32) 私の好きな季節 「秋」 【表現2】
(33) アートハウス 【表現2】
(34) 木の笛をつくろう 【表現2】
(35) 角材が椅子に変身! 【表現2】
(36) 文字や言葉を絵で表そう 【表現2・鑑賞】
(37) うそっこ・まねっこ・なりきりアート 【表現2・鑑賞】
(38) 世界に一つだけのカード 【鑑賞】
(39) 広告デザイナーに挑戦!! 【表現2・鑑賞】
(40) 名画をつくろう! 【表現2・鑑賞】
(41) 名画に変身! 【鑑賞】
(42) 「カオ」!じゃなぁ〜い? 〜アルチンボルトとの出会い〜 【鑑賞】
(43) 画家の名作に学ぼう! 【鑑賞】
(44) 美術館オリエンテーリング 【鑑賞】
第2章 6年生の表現と授業
(1) 造形表現によって育つもの 〜その意義と発達の特徴〜
(2) 造形表現の発達について 〜造形表現活動をとらえる手がかりとして〜
(3) 授業のポイント
(4) 指導のポイント

はじめに

 社会的に自立していくために実生活,実社会において不可欠な知識・技能や義務教育段階及びそれ以降の学習を進めていく上で共通の基盤となる知識・技能など,確かな学力が求められている。

 そこで本シリーズでは,図画工作で資質や能力の育成を目指して教材のアイデアや授業づくりのポイントを中心に構成することにした。そのため,日頃より熱心に造形教育に力を注いでおられる先生方を中心に執筆をお願いし,ご協力いただいたのが,この『資質・能力を育む 新図工科授業づくりのアイデア集──指導と評価のポイント』(学年別・全6巻)である。

 ・活動の対象や内容が関心・意欲を喚起する教材や授業であれば,子どもたちは主体的につくり,つくり変え,つくり続ける。

 ・子どもが主体的に取り組める授業づくりの工夫をすれば,一人一人の子どもがもてる力を発揮し,働かせることができる。

 ・共感的に支援すれば,自分らしさのある活動や表現ができ,自信がもてるようになる。といった3つのことを背景にしながら,本シリーズの作成にあたった。この中で紹介しているアイデアをそのまま使うよりは担当の目の前の子どもたちを凝視しながら,効果的に活用していただければ幸いである。

 授業での学びの実現状況を4つの観点で把握し,評価を適切な指導の展開,充実に生かすことに努めてほしい。

 「面白そうだ,やってみたい」に始まり,「できた,見てほしい」「また,やりたい」を積み重ねていく中で,子どもたちがもてる資質や能力を発揮し,主体的に活動を展開し,つくり出す喜びを実感してもらうことを願ってやまない。


 最後になりましたが,このシリーズの出版にあたり,多くの先生方のご協力と明治図書出版の石塚嘉典様,吉田茜様,有海有理様のご尽力に対して深く感謝いたします。


  2007年7月   編  者

著者紹介

岩ア 由紀夫(いわさき ゆきお)著書を検索»

1949年生まれ。大阪教育大学大学院教育学研究科修了。

現在,大阪教育大学教育学部教授。

専攻:美術教育学,児童造形論

竹井 史(たけい ひとし)著書を検索»

1959年生まれ。神戸大学大学院教育学研究科修了。

現在,富山大学人間発達科学部教授。

専攻:美術教育,幼児教育(造形・遊び)

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • 「広告デザイナーに挑戦!!」や「教室が異世界につながっていたら」など、パソコンやプリンターを使った実践例も載っているのがよいと思った。

      機械が得意な方ではないが、授業の進め方が詳しく書かれているため、思い切って実践してみた。

      技術面・用具面で押さえておくポイントや、支援のポイントが充実しており、指導に大いに役に立っている。
      2007/10/3アルペン

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