Q&Aで語る情報モラル教育の基礎基本
知らないところで進んでいるネットの危険

Q&Aで語る情報モラル教育の基礎基本知らないところで進んでいるネットの危険

投票受付中

子どもをネットから守る、情報モラル教育のガイドブック。

本書の目的は、ズバリ!「明日、情報モラルの授業ができること」……学校で情報モラル教育を実践してきた著者の言葉通り、基礎知識や問題事例のQ&Aだけでなく、15例ものモデル学習案を収録。さらに、本書収録の教材は全て専用サイトからダウンロードして利用可能!


復刊時予価: 2,442円(税込)

送料・代引手数料無料

電子書籍版: 未販売

電子化リクエスト受付中

電子書籍化リクエスト

ボタンを押すと電子化リクエストが送信できます。リクエストは弊社での電子化検討及び著者交渉の際に活用させていただきます。

ISBN:
4-18-222215-6
ジャンル:
その他教育
刊行:
2刷
対象:
小・中
仕様:
A5判 144頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第
備考:
サポート情報

目次

もくじの詳細表示

■まえがき
第1章 Q&A 学校で発生しそうな事例
01 友達の悪口をメールで回した
02 勝手にファイルをダウンロードした
03 校内掲示板へ落書きした
04 勝手にパソコンの設定を変えた
05 コンピュータウイルスに感染した
06 学校での著作権侵害
07 学校でアダルトサイトを見た
Column
第2章 Q&A 家庭で起こりうる事例
01 出会い系サイトのこわさ
02 オンラインゲームに夢中になって朝起きられない
03 ネットオークションでトラブルになった
04 迷惑電話や迷惑メールを防ぐ
05 家庭でのルールづくり
Column
第3章 Q&A 情報モラル教育の基礎基本
01 「情報教育」と「情報モラル教育」の違い
02 なぜ情報モラル教育が必要か
03 そもそも「情報モラル」とは何か
04 学習指導要領での扱い
05 インターネットや携帯電話の危険
06 ネットやケータイの危険の特性
07 情報モラル教育を導入するにあたって
08 情報モラル教育をどの時間で行うか
09 教員研修はどのように進めるか
10 教師として気をつける著作権
11 子どもたちの実態把握
12 家庭と連携してすすめる必要はあるか
13 管理職として必要なマネジメント力
14 危機管理の考え方
15 メディアリテラシー教育と情報モラル教育の関係
16 掲示板の長所と短所
17 メーリングリストの活用
18 情報モラル教育に役立つサイト
Column
第4章 情報モラル教育 モデル学習案
01 情報モラル年間指導計画
02 カリキュラム作成のポイント
03 モデル学習案1 読みやすい情報を考えよう
04 モデル学習案2 正しい情報を考えよう
05 モデル学習案3 情報社会の仕組みを知ろう
06 モデル学習案4 掲示板を正しく使おう
07 モデル学習案5 文字だけのコミュニケーションを考えよう
08 モデル学習案6 正しく豊かな情報社会をつくろう
09 モデル学習案7 電子メールのマナーを知ろう
10 モデル学習案8 著作物を探そう
11 モデル学習案9 できるかな? ケータイ・マナークイズ
12 モデル学習案10 チェーンメールは迷惑メール
13 モデル学習案11 著作権を大切にしよう
14 モデル学習案12 個人情報を守ろう
15 モデル学習案13 危険なメールに注意しよう
16 モデル学習案14 こわいネット上での出会い
17 モデル学習案15 ネットオークションは大人と
■索引

まえがき

 インターネットやケータイが子どもたちの間に急激に普及し、いくつもトラブルが起こっている今、学校は情報モラル教育を強く求められています。こうしている間にも、子どもたちは被害者や加害者になっているかもしれません。それほど急務なことなのです。

 筆者の学校で情報モラル教育を始めたのは平成13年度でした。当時は先行事例もなく、教えたい内容はいくつか挙がっているものの、それをどうやって教えればいいのか、ずいぶん悩んだものでした。あれから何年も経ち、実践事例やノウハウも蓄積されていますので、いろいろな学校に講演や講師で呼ばれることも多くなりました。ところが、先生方のお話に共通しているのは、「情報モラル教育は必要だと思うけど、何をどう教えたらいいのかわからない」という悩みです。必ず言われるので、その悩みに答える書籍が必要だと感じ、本書を刊行しました。

 本書の目的は、ズバリ「明日、情報モラルの授業ができること」です。そのため、実践事例で紹介している教材は、すべて本書のサポートサイトからダウンロードできますし、内容はQ&A形式になっていますので、必要なときに必要なところを読んでいただければいいのです。「本書を使って情報モラルの授業ができた!」という声をたくさんいただければ、これ以上の喜びはありません。

 なお、原稿の遅れにも文句を言わず、本書の刊行に努力していただいた明治図書編集部の佐保文章氏には感謝を述べたいと思います。


  平成17年6月   /野間 俊彦

著者紹介

野間 俊彦(のま としひこ)著書を検索»

昭和30年 鹿児島県生まれ

昭和54年 武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業

平成5年 北区立赤羽台西小学校に勤務


東京都北区立赤羽台西小学校主幹

文部科学省『初等中等教育における教育の情報化に関する検討会』委員

文化庁『著作権学ぼうプロジェクト』委員

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。

本書記載のサポートサイトは下記URLに移転いたしました。

http://net-moral.jp/meiji/

読者の皆様にはご不便をおかけしますが、今後はこちらをご参照ください。
よろしくお願いいたします。

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • 恥ずかしながら情報モラルって
      道徳と情報科の合いの子のようなものかと思って
      ちょっと敬遠していました。

      しかし訳あって本校でも急に取り組むことになり・・・、
      野間先生のブログを知り、本書をとにかく読んでみました。

      強く感じたのは、情報モラル教育を行うことこそが
      教師としての最低限のモラルの一つなんだなということ。
      改めて、考えさせられました。
      まずは「モデル学習案」に従って、
      授業にかけてみることから始めてみます。

      少しでも気になっているなら、
      まず読みやすいこの本を読んでみてほしいです。
      2005/12/16とどろき

ページトップへ