最新!小学校教員育成プログラム2
問題行動対応のチェックポイント48
規範意識と人権意識の育成

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新規採用者必見! 生活指導と生活規律にどのように取り組むか

本書は、最新!小学校教員育成プログラムのシリーズ第2巻として「生活指導、生活規律」を取り上げ、いじめ問題をはじめ、規範意識の低下、耐性の欠如等の課題を解決に導く際に、どのような手立てで進めていけばよいのか、具体的な問題行動をあげて紹介している。


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ISBN:
978-4-18-146210-9
ジャンル:
教職課程・教員研修
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 160頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

目次

もくじの詳細表示

はじめに
第T章 小学校の生活指導
1 学級経営の根幹にある生活指導
2 児童一人一人を守る生活指導
3 学校生活を豊かにするための生活指導
4 耐性を育てる生活指導
5 規範意識を高める生活指導
第U章 問題行動にどう取り組むか
6 いじめに対する認識
7 いじめに対する指導
8 いじめにおける保護者への対応
9 いじめの防止
10 暴力的な児童への対応
11 暴力的な児童の保護者に対する対応
12 暴力的行為の防止
13 言葉の暴力への対応と指導
14 物がなくなった時の対応と指導
15 落書きへの対応と指導
16 学校事故への対応と指導
17 金銭トラブルへの対応と指導
18 不登校児童への対応と指導
19 喫煙に対する対応と指導
20 万引きへの対応と指導
21 校外生活での荒れに対する対応と指導
第V章 授業の中で規範意識を高める
22 体育の授業を通して――ゲーム運動――
23 国語の授業を通して――討議方法を身につけて――
24 総合的な学習の時間を通して――モラル意識を高める――
25 特別活動・道徳を通して――ルールづくり――
26 学習規律の日常化が規範意識を高める
第W章 生活規律とは
27 生活規律がないとどうなるか
28 生活規律の必要性
第X章 生活規律の具体化
29 犯人扱いをしない
30 挨拶について
31 やさしい言葉遣い
32 暴力は許さない
33 仲間はずれをしない
34 物の貸し借りはしない
35 持ち物について
36 男女仲良く
37 給食のマナー
38 清掃分担について
39 人の悪口は言わない
40 校舎内を走り回らない
41 いじめはしない
42 ひそひそ話はしない
43 けんかはしない
44 落とし物の処理
45 危険な遊びはしない
46 校外でのマナー
47 物を振り回さない
48 雨の日の過ごし方

はじめに

 本書は,シリーズ「最新!小学校教員育成プログラム」の第2巻として「生活指導,生活規律」を取り上げている。日頃より,生活指導(生徒指導と同じ意味)と学習指導の両輪が機能してはじめて学級が成立するものである。しかし,学校現場では,いじめ問題をはじめ,人権問題,規範意識の低下,耐性の欠如等,生活指導上の課題が山積している。

 そんな中,新規採用教員にとっては,日々生活指導上の対応と具体的な解決の方法として,その場での適切な判断が求められている。しかし,一つ一つの問題を解決に導く際に,どのような手立てで進めていけばよいのか,当事者だけの問題ではなく,保護者との連携を含めてかかわらなければならない。

 学級が一度荒れ出すと,崩壊までの道のりも早く学級担任一人の力量では学級が成立しなくなることも少なくない。一人で悩み,一人で解決しようと考えて,学級の中の生活規律が保てなくなり,学年全般に波紋が広まることもある。

 本書では,生活指導の役割を認識して,いじめ問題をはじめ,言葉の問題や物がなくなった時の問題等を教師の人権感覚によってどう解決の方向性を導けばよいか,さらには,具体的な問題行動に対するポイント,生活規律としてどんな考えで臨めばよいかも示している。

 本書の活用に際しては,どこからでも活用が図れるように構成してあり,自己の活用度を確認できるチェック欄も設けてある。生活指導と生活規律をどのようにして教師が身につくように取り組めばよいか等を確実に提示してある。今日から,そして教師として欠かせない力量を本書から学びとって,自信をもって学級経営をすることを臨む。


  平成20年4月   著者 /釼持 勉

著者紹介

釼持 勉(けんもち つとむ)著書を検索»

東京都出身。昭和52年千葉大学教育学部卒業。昭和58年兵庫教育大学修士課程修了。福島県立西会津高等学校,東京都文京区立明化小学校,北区立滝野川小学校,杉並区立高井戸第四小学校,荒川区教育委員会指導主事,教育庁指導部指導主事,東京都立教育研究所指導主事,東京都教職員研修センター統括指導主事,東京都国立市立国立第七小学校長を経て,現在,東京都小金井市立小金井第一小学校長,東京学芸大学『教職実践セミナー』プロジェクトリーダー,宮城教育大学『フォローアップ講座』他大学の講師も務める。この間,文部省学習指導要領(国語)調査研究協力者を務める。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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