最新!小学校教員育成プログラム1
学校運営・学級経営のチェックポイント55
学級担任の24時間

最新!小学校教員育成プログラム1学校運営・学級経営のチェックポイント55学級担任の24時間

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小学校の教員になる上で、これだけは押えておきたい項目を厳選!

本書は、最新!小学校教員育成プログラムのシリーズ第一巻として新学期直前の時期に携わる学校運営、学級経営について、また児童、保護者とのかかわり方についてなど具体的に55項目をあげている。本書を熟読することで、学期始めの学級担任の動きが把握できる。


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ISBN:
978-4-18-146116-4
ジャンル:
教職課程・教員研修
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 148頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

目次

もくじの詳細表示

はじめに
第T章 「学校運営」の基礎基本
1 学年所属の意味
2 学級担任としての役割
3 校務分掌の役割
4 入学式の仕事
5 始業式はどうする
6 学年だよりの発行
7 学級だよりの発行
8 社会科見学等の依頼
9 遠足の実地踏査
10 学級経営案の策定
第U章 「学期始め」のチェックポイント
11 はじめの1週間どうなっている
12 はじめての赴任校,どんな気持ちで行けばよいか
13 挨拶はどうする
14 初任者研修の意味と役割
15 管理職が期待するもの
16 学年会とは
17 指導教官との打ち合わせ
18 はじめての児童との出会い
19 はじめての保護者会
20 何から始めよう
第V章 「学級経営」の基礎基本
21 始業式の言葉
22 はじめての挨拶
23 座席はどうする
24 学習規律をどう伝える
25 生活規律をどう伝える
26 係活動をどう決める
27 当番活動の充実
28 授業をやってみる
29 授業から見えてきたこと
30 授業改善の方向性
第W章 「週計画」作成のチェックポイント
31 教科の進行管理
32 教科の特性
33 時間数の把握
34 ねらいの明確化
35 学習過程の明確化
36 評価の明確化
37 教材研究の在り方
38 打ち合わせの時間の確保
39 週計画の見直し
40 週案簿の提出
第X章 今,教師に求められていること
41 教育行政が求めていること
42 管理職が求めていること
43 保護者が期待していること
44 児童が期待していること
45 将来を担う教師として
第Y章 学級担任の24時間
46 学級担任の1日とは
47 挨拶に始まり,挨拶に終わる
48 問題を次の日に延ばさない
49 児童に伝えるべきことの処理
50 明日の準備を忘れない
51 事務処理能力を高める
52 進行管理と優先順位を身につける
53 物事をプラス思考で考える
54 アンテナを高くして資質を高める
55 教師の仕事は素晴らしい

はじめに

 新学期,誰もが新たな思いで教壇に立とうとするものである。新規採用教員にとってはすべてがはじめてのことであり,一体何から始めればよいのか,児童との出会いをどうすればよいのか,何を話すのか等,戸惑いをもちながら学級担任としての第一歩が始まる。そして,自分が置かれている立場から,学校運営,学級経営にどう携わればよいのか,学期始めの動きにどうかかわれば円滑なスタートが切れるのか,という不安の毎日が続く。

 一方,入学式以降,学級経営として教室運営が始まり,はじめての週計画を立てる段階に進むようになる。しかし,週計画を立てるまでに,教材研究の在り方,学年の打ち合わせ,教科の進行管理等を確実に把握しなければならない。したがって,はじめの3日,1週間,そして週の計画をきちんと立てられるようになることが,学校に携わる者の使命と認識する必要がある。

 この週計画が立てられるようになれば,次の1週間,安定した児童の活動が保障される。このような継続した学校運営・学級経営ができるようになって,1か月先の自分が見えるようになってくる。

 本書は,シリーズ「最新!小学校教員育成プログラム」の第1巻として,新学期直前の時期に,学級担任として実践することのほとんどを網羅してある。また,本書の特徴である3回熟読することで,さらに自信を深めていただきたい。本書の活用に際しては,どこからでも活用が図れるように構成してあり,自己の活用度を確認できるチェック欄も設けてある。1回目は,全体を熟読して学校で自分がしなければならないことを確認する。2回目は,自分の置かれている立場に合わせて,自分だったらどのように運営するかを考えながら熟読する。3回目は,自分に必要なことを重点的に読んで確固たるものにしていく。これで,教師として自信あふれる姿で学校の門をくぐれ,児童に笑顔で対面できるはずである。


  平成20年3月   著者 /釼持 勉

著者紹介

釼持 勉(けんもち つとむ)著書を検索»

東京都出身。昭和52年千葉大学教育学部卒業。昭和58年兵庫教育大学修士課程修了。福島県立西会津高等学校,東京都文京区立明化小学校,北区立滝野川小学校,杉並区立高井戸第四小学校,荒川区教育委員会指導主事,教育庁指導部指導主事,東京都立教育研究所指導主事,東京都教職員研修センター統括指導主事,東京都国立市立国立第七小学校長を経て,現在,東京都小金井市立小金井第一小学校長,東京学芸大学『教職実践セミナー』プロジェクトリーダー,宮城教育大学『フォローアップ講座』他大学の講師も務める。この間,文部省学習指導要領(国語)調査研究協力者を務める。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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