教師の仕事365日:ここから始める情報教育1
知ってトクする“情報教育”の基礎基本

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T これだけは知っておきたい情報教育の基礎基本 U これが情報教育実践だ(12実践) V 情報教育は誰にでもできる・情報教育の勘どころ。


復刊時予価: 2,120円+税

送料・代引手数料無料

電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-067612-5
ジャンル:
総合的な学習
刊行:
2刷
対象:
小・中・高
仕様:
B5判 128頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第
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目次

もくじの詳細表示

情報社会に生きる子どもたちのために
T  これだけは知っておきたい情報教育の基礎基本
1 情報教育はこう進んでいる /堀田 龍也
2 情報教育関係の答申の押さえどころ /堀口 秀嗣
3 情報教育でつける学力とは何か /内山 恵美子
4 情報教育に役立つWebサイト /高橋 純
U  これが情報教育実践だ
1 教えて! 動物となかよくなる方法
1年生活科・どうぶつとなかよし―学校のうさぎとなかよくなろう―(15時間) /渡辺 純恵
2 デジ文のすすめ 〜デジタルカメラを活かして作文をかこう
6年国語科・学習発表会の思い出を作文にして発表しよう(6時間) /林 誠
3 アップでパチリッ! 〜ぼく,私のやさい日記をつたえよう!
2年生活科・やさいをそだてよう(3時間) /此川 美奈代
4 こんなところから始めよう
3〜6年音楽科・情報教育のはじめの一歩は普段の「表現活動」から(随時) /後藤 紀代美
5 パソコン室に必要なグッズはこれだ!
全学年総合等・操作効率を上げるグッズとコンピュータ室の配置マニュアル /正來 洋
6 すすめ道徳ツアーズ!!
6年総合的な学習・修学旅行のガイドブックを作ろう!(19時間) /藤谷 浩一
7 情報を駆使してふるさとの活性化を
3年総合的な学習・ふるさとパワーアップ大作戦!(45時間) /藤原 淳史
8 「ネチケット」ってなぁに!?
6年学級活動・「ネチケット」を学ぼう(2時間) /川崎 純二
9 コミュニケーションの楽しさとエチケットを学ぼう
2・3年生特別活動 図工・はじめてのネットワーク・コミュニケーション(5時間) /渡邊 靖之
10 情報を発信する楽しさを知る
中学校・校内Webページを活用しよう /村松 浩幸
11 つたえよう!
高学年全教科・プレゼンスキルアップトレーニング(4〜6時間) /中本 忠彦
12 インテリジェントスクールの情報通信施設と利用状況
これが高度情報通信時代の教員だ・高校編 /安里 美香
V  情報教育は誰にでもできる 情報教育の勘どころ
1 情報教育に多い勘違い /仲村 篤志
2 教師のこの一言で情報教育になる
――情報教育の授業には,すぐれた「発問」が必要である /椿原 正和
――低学年の子どもに効いた効果的な言葉かけ /奥田 純子
3 コンピュータ操作学習の押さえどころ
――パソコンに初めて触れる児童に何から教えたらよいか /原 敏二
――ツボを押さえて効果的な学習を /小野田 毅
4 情報モラルを意識させる
――モラルって無理矢理意識させると無視になる! /中村 武弘
5 教師自身が情報化を
――モバイルによって教師修業がどのように変化したか /高橋 勲
――MLに参加することで広がるネットワーク作り /五十嵐 勝義

情報社会に生きる子どもたちのために

 21世紀を迎えました。流れの速い時代です。

 学校で学んだことだけでは生きていけないこの時代の学校教育のあり方が見直されています。生涯学び続けることになる現在の子どもたちに,2つの大切な力をつけることが「学校の責任」です。

 1つめは,生涯学び続けるために必要な「基礎基本」を徹底することです。些末な知識ではありません。ほんとうに必要な知識は何かということは,社会で生活している私たちがよく知っているはずです。これを子どもたちにきちんと身につけさせる厳しさが必要です。

 2つめは,生涯学び続けるために必要な「学び方」を身につけさせることです。大人になって新しく学ばなければならない状況になったとき,必要な情報をどこから集めるか。自分の考えていることを適切に表し,他者とコミュニケーションを保ち,自分以外の考え方をどう吸収していくか。この「学び方」は新しい時代の「基礎基本」だと言えるでしょう。

 学校において,デジタルカメラやコンピュータ,インターネットなどのメディアを活用する際にも,上記の2つの観点があります。

 子どもたちに必要な知識や技能を身につけさせるために,教師が「わかる授業」を展開する必要があります。そのためにメディアを利用すること,これを「メディア利用による学習指導」と言います。

 一方,子どもたち自身の学び方として,情報や情報手段を適切に扱う力を身につけさせるために行う学習指導,これを「情報教育」と言います。

 私たちはこれをきちんと区別しながら,適切にメディアを活用していくことが大切です。

 このシリーズには「ここから始める情報教育」という名称をつけましたが,上記2点の両方をイメージしつつ,その「入り口となる授業」を紹介しています。まずは真似してやってみるところから始めてほしいと願っています。

 第1巻は,情報教育の授業をイメージしてもらうことを念頭に編集しました。第2巻は,子どもたちの学習メディアとしてもっとも利用しやすいデジタルカメラの活用から授業を考えました。第3巻はコンピュータの身近さを,第4巻はインターネットの身近さを感じてもらいたいと思いました。第5巻には情報社会のしくみに気づく授業を集めました。第6巻では情報教育のための学習環境や教員研修を焦点化してみました。

 このシリーズを作るにあたって,情報教育の先進的な実践者ばかりでなく,たくさんの,情報教育を始めてみたばかりの先生方に執筆をお願いしました。いずれも,地に足がついた,身の丈の実践になっています。

 現場の先生方のよい実践を,できるだけそのよさが生きるように位置づけて編集したつもりです。もしこのシリーズに不十分なところがあれば,それは編集代表者である私の至らなさです。ぜひ忌憚のない意見をいただければ幸いです。

 最後になりましたが,編集代表者の私の遅筆を,辛抱強くお待ちいただいた明治図書出版の樋口雅子編集長,担当の阿波理恵子さんに,心から感謝いたします。


   執筆者を代表して /堀田 龍也

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      明治図書

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