- 特集 勝負の6月!クラスがもっとまとまる勇気づけの学級づくり
- 巻頭論文
- アドラー心理学の考え方を生かした勇気づけの学級づくり
- 「幸せになる力」で「勝負の6月」を乗り越える
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- 押さえておきたい「勇気づけの学級づくり」4つのポイント
- ポイント1 「相互尊敬」の雰囲気をつくろう―相互尊敬は教師から
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- ポイント2 「原因」ではなく「目的」に着目しよう
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- ポイント3 「ほめる」ではなく「勇気づけ」をしよう
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- ポイント4 「共同体感覚」を育成しよう―共同体感覚はつながり感覚
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- やってみよう!教師のための勇気づけレッスン
- あるもの探し―価値あるものとは
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- 行為と人格を分ける―愛メッセージ
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- 長所に注目する―ポジティブな言葉に置き換える
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- 貢献に感謝する―ありがとう教師になろう!
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- 最高の雰囲気にするゲーム&アクティビティ
- 「安心の雰囲気」をつくるゲーム&アクティビティ@
- 共同体感覚を養うアクティビティ3STEP
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- 「安心の雰囲気」をつくるゲーム&アクティビティA
- 椅子とられないゲーム
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- 「かかわろうとする雰囲気」をつくるゲーム&アクティビティ@
- 名前を大切にした学級づくり
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- 「かかわろうとする雰囲気」をつくるゲーム&アクティビティA
- こより競争とお絵かき大会
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- 「ルールやマナーを守る雰囲気」を高めるゲーム&アクティビティ@
- ハラハラドキドキ無人島ゲーム!
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- 「ルールやマナーを守る雰囲気」を高めるゲーム&アクティビティA
- 本気の遊びだからこそ守られるルールとマナー
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- 「あたたかな結びつきの雰囲気」を高めるゲーム&アクティビティ@
- 学級みんなで課題解決にチャレンジ
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- 「あたたかな結びつきの雰囲気」を高めるゲーム&アクティビティA
- 六月だからこそ、「あたたかな結びつきの雰囲気」を高める活動を!
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- コミュニケーションのルールづくりと指導アイデア
- 傾聴のルールと指導アイデア
- 傾聴で魔の六月を乗り越える
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- 傷つけない自己主張と指導アイデア
- 相互理解でうまくいく
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- 発言の対等性の体験と指導アイデア
- 自分よし、相手よし、みんなよし
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- 認め合う学級をつくる活動ネタ
- 自分たちでフォーマットを作る「Xさんからの手紙」
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- 全員でステキな行動を認め合う「ポジティブカード」
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- 相互に承認し合う「勇気づけキャッチボール」
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- 気づきの質を高める「自問活動」
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- 問題解決の力を育てるクラス会議
- 赤坂版クラス会議の流れ/勇気づけの学級づくりのエッセンス
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- 小学校低学年/低学年だからこそ信じて委ねる
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- 小学校中学年/自力で問題解決する! 中学年のクラス会議導入アイデア
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- 小学校高学年/思春期の色恋沙汰もクラス会議で
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- 中学校/未来を見据えて生徒と創る「クラス会議」
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- 小特集1 小さな芽も見逃さない! いじめ予防の対応マニュアル
- からかい・悪口
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- 嫌がらせ・無視―信頼される対応を積み重ねる
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- ネットへの書き込み―道徳・特活・総合を関連させた情報モラル教育
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- 小特集2 学級全員で克服する!いじめ対応マニュアル
- 被害児童への対応―いじめ被害者の立場にたって
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- 加害児童への対応
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- 周辺児童や保護者への対応
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- 田村学監修 アクティブ・ラーニングで授業づくり (第3回)
- 「対話的な学びの過程」を実現する授業づくり
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- 菊池省三プロデュース 「ほめ言葉」があふれるクラスづくり (第3回)
- 小学1年/心を育てる「朝の黒板メッセージ」
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- 小学2年/話したくなる授業で「自信」と「安心」を育てる
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- 小学3年/二つの動画を使って「ほめ言葉のシャワー」をよりよいものに!
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- 小学4年/対話・話し合いのある授業へようこそ!
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- 小学5年/「ほめ言葉のシャワー」で学級全体に自信と安心感を創ろう
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- 小学6年/「対話でつなぐ」温かな人間関係づくり
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- 中学/0を1にする教師の手立て
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- 中学/中学校版「ほめ言葉のシャワー」
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- 笑いと涙のトークネタ&演出アイデア (第3回)
- じめじめ中だるみも打破 刺激的な授業ネタを投入しよう!
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- 二瓶弘行&国語“夢”塾プロデュース 学年別 国語授業のネタ (第3回)
- 小学1年/お話の中に出てきた音をカタカナで書こう!
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- 小学2年/「○○大すき王」を決めよう!
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- 小学3年/おたよりから「こそあど言葉」を探そう!
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- 小学4年/行ったつもりで旅行記を書こう!
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- 小学5年/物語のアイテム分析をしよう!
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- 小学6年/つなぎ言葉で考える力をアップしよう!
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- 仕事の効率が10倍アップ!教師のための整理整頓術 (第3回)
- 机周り編B リバウンド防止で、片づけ状態を「維持」する
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- 盛山隆雄&志算研プロデュース 学年別 算数授業のネタ (第3回)
- 小学1年/10で遊ぼう!
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- 小学2年/どの容器に一番多く水が入っているかな?
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- 小学3年/間違いの原因をみんなで考えよう!
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- 小学4年/いろいろな四角形を敷き詰めよう!
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- 小学5年/新聞紙を使って算数をしよう!
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- 小学6年/計算の途中or最後 約分のタイミングはどっちがいい?
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- 学級担任・特別支援教育コーディネーターのためのライブ相談室 「特別な教育的ニーズ」をもつ子どもの支援アドバイス (第3回)
- 児童虐待が心配される子ども
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- 編集後記
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- クラスが和む 教室づくりのほっこりアイデア (第3回)
- ビー玉をためて、学級の一体感を高めよう!
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編集後記
6月は「魔の6月」とも言われるそうです。何事も、慣れてきたころに一番ミスが出やすいもの。気がゆるんだり、だらけたりするこの時期を勝負の時期ととらえ、4月の勢いのまま、クラスをまとめていくことが重要だと感じます。
では、まとまったクラスにするためにはどうすればよいでしょうか。その一つの答えが、アドラー心理学にあるような気がします。
アドラー心理学では、「勇気づけ」や「共同体感覚の育成」が重視されているそうです。教師が子どものありのままの姿を認め、子どもが学級を自分自身の居場所ととらえられるようになれば、おのずと学級はまとまっていくのではないでしょうか。
赤坂真二先生は、著書『先生のためのアドラー心理学』(ほんの森出版)の中で、「本当に考えなくてはいけないことは、『ほめる、叱る』といった枝葉末節ではなく、自分の行いが相手を勇気づけているかどうかだと思うようになりました」「最初は、子ども一人ひとりとつながりたくてアドラー心理学の実践を始めたのでしたが、学級全体をつなげることにも大変有効だとわかってきました」と述べられています。まずは「勇気づけ」を意識することで、温かい学級になり、まとまりもでてくるのではないかと改めて思います。
そこで、今月号ではアドラー心理学を意識した学級づくり、勇気づけの学級づくりを特集しました。
また、小特集では、いじめを取り上げ、具体的な対処法をご紹介いただきました。
/茅野 現
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- 明治図書