授業力&学級統率力 2014年9月号
スマホ時代の“友達関係”つかむワザ59

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授業力&学級統率力 2014年9月号スマホ時代の“友達関係”つかむワザ59

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ジャンル:
授業全般
刊行:
2014年8月5日
対象:
小・中
仕様:
A5判 138頁
状態:
絶版
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目次

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特集 スマホ時代の“友達関係”つかむワザ59
「学級の友達関係に介入する派・しない派」―と聞かれたら
介入の判断を誤らない
椿原 正和
教師がモデルになっていく
金大竜
友達関係ではなく言動を指導
本多 敏幸
やってみませんか?友達関係を把握する“Q―Uテスト”―効果と期待
“Q─Uテスト”とは
武蔵 由佳
活用レポート“Q─Uテスト”を使ってみて
渥美 清孝
活用レポート“Q─Uテスト”を使ってみて
前島 康志
知らなかった!?スマホ時代の友達関係=現状把握と対応策
「子どもたちの人間関係は今」―2つの典型事例から考える―
竹内 和雄
スマホ時代の子どもたち
桐野 志摩美
危険性のあるものの指導は「禁止」が原則。使用に関するルールが必要
許 鍾萬
“ちょっとした言動”から友達関係が見えてくるプロの目
“友達同士の言葉づかい”から友達関係が見えてくるプロの目
小林 晴美
“座席の位置関係”から友達関係が見えてくるプロの目
桜沢 修司
“給食の時間の様子”から友達関係が見えてくるプロの目
平山 雅一
“掃除の時間の様子”から友達関係が見えてくるプロの目
吉松 英樹
“休み時間の様子”から友達関係が見えてくるプロの目
中條 佳記
ビギナーQA 水面下の“友達関係のトラブル”を見える化する手立てと対応
友達の悪事の告げ口
寺田 真紀子
暴力を伴ったケンカ
細田 俊史
貸し借りでのトラブル
斎藤 浩康
悪意のない?仲間外し
早崎 敦子
男女間のいざこざ
大邉 祐介
仲良しグループ同士のいざこざ
塩崎 義明
友達に命令して悪さをさせる
田丸 陛子
他の学校の友達とのトラブル
長谷川 博之
友達関係の指導―今だから話せる失敗談
修学旅行の班編制に失敗する
吉田 高志
王様になっては指導できないことがある
御前 充司
子どものサインを見逃すとき
白井 一之
担任の言動がつくる?誤解&学級トラブル
「子どもの呼び方」がつくる誤解&学級トラブル
宇野 弘恵
「子どもへの話し方・しぐさ」がつくる誤解&学級トラブル
金川 秀人
「授業中の指名の仕方」がつくる誤解&学級トラブル
津下 哲也
「子どもへの頼みごとの仕方」がつくる誤解&学級トラブル
中村 光晴
「ほめ方・叱り方」がつくる誤解&学級トラブル
俵原 正仁
「学級通信での子どもの取り上げ方」がつくる誤解&学級トラブル
西村 健吾
子ども同士をつなぐ“グループ活動”のメニュー
【国語】子ども同士をつなぐ“グループ活動”のメニュー
関本 裕介
【社会】子ども同士をつなぐ“グループ活動”のメニュー
中楯 浩太
【算数】子ども同士をつなぐ“グループ活動”のメニュー
服部 真一
【理科】子ども同士をつなぐ“グループ活動”のメニュー
福原 正教
【英語】子ども同士をつなぐ“グループ活動”のメニュー
胡子 美由紀
【音楽】子ども同士をつなぐ“グループ活動”のメニュー
平野 次郎
【図工】子ども同士をつなぐ“グループ活動”のメニュー
尾池 佳子
【体育】子ども同士をつなぐ“グループ活動”のメニュー
辻岡 義介
クラスの一体化を体感!“学級イベント”ネタ一覧
小学校低学年向け
小林 節生
小学校中学年向け
坂井 清隆
小学校高学年向け
戸田 正敏
中学生向け
山中 太
学級文庫に置きたい友情物語
小学校低学年向け
友達との関わり方について学べる「おれたち ともだち!」シリーズ
中野 幸恵
爆笑のあと、心がほんわか温まる
松本 菜月
「親友っていいな」とほのぼの読みたい
光村 拓也
読み聞かせもし、多くの子どもに広めたい「ともだちっていいな」と思える絵本
飯塚 美代子
小学校中学年向け
『ともだちや』(内田麟太郎作、偕成社)
福田 秀貴
読書が苦手な子も読みたくなる友情物語
戸村 唯
“プロジェクト・ストーリー”が友情心を育む
内山田 博文
やがて、必ず分かり合える…
塩谷 昌幸
小学校高学年向け
一冊の感動体験からシリーズ作品多読へ
二瓶 弘行
スマホを手放し、本当の友情を手にする
丹波 悟亮
心のゆれ動きの中で
香月 正登
『左手一本のシュート』〜仲間とは〜
阿妻 洋二郎
中学生向け
夏にふさわしく、中学生にちょうどいい二冊の「友情物語」
古川 光弘
吉野源三郎『君たちはどう生きるか』
石川 晋
仲間と起こす熱が伝わる『左手一本のシュート』
渡辺 大祐
『くちびるに歌を』…十五の君へ贈る一冊
神田 邦彦
小特集 夏休み明け“提出物”の超高速対応術
絵日記―見方・コメントのつけ方
三つのポイントで対応を高速とする
桑原 泰樹
理科自由研究作品―見方・コメントのつけ方
基準を設定しておき、基本はほめる
小森 栄治
向山式作品処理対応術
小林 幸雄
手づくり工作作品―見方・コメントのつけ方
子供の作品発表を聞きながらその場でコメントを書く
澤田 好男
環境・エコがテーマの作品―見方・コメントのつけ方
TOSSメモさくらは二学期最初の「シルバーの三日間」に必須のアイテム
高見澤 信介
アート作品―見方・コメントのつけ方
よいところをほめよう
末永 賢行
工場見学のレポート―見方・コメントのつけ方
その場主義が向山型。後に回さない指導法
末光 秀昭
生物観察のレポート―見方・コメントのつけ方
TOSSメモでほめ、作成時間の調査で評定する高速評価法
吉原 尚寛
わがクラスの“知的財産づくり” (第6回)
教室で熱狂!ワールドカップ世界地図&ふれあい囲碁
福田 辰徳
〜1年生でもサッカーW杯で国際感覚が磨かれる&シンプルな教室遊び〜
コーディネーション運動 (第6回)
高学年向きのコーディネーション運動(その2)
東根 明人
子どもに暗唱させたい!名文・名句 (第6回)
京都の通り唄(東西)
越智 敏洋
問題解決学習は不滅か? (第6回)
問題解決的な学習における「言葉」の役割(2)
佐々木 昭弘
言葉の概念づくりはゆっくりと
田中 博史
校内研修のイノベーション (第6回)
【八巻寛治先生が推す研修内容&研修システム】今こそ全校体制で学級経営を
菅原 香代
【校内研修改革・どこがポイントか】教職員・子供と共につくりあげる研究・研修
八巻 寛治
未来を見据えた“学習スタイル”のイノベーション (第6回)
未来に生きる子供のために
東原 義訓
“子どもの願い”を実現!学級経営の工夫点 今月のポイントは“ここ” (第6回)
小学1年/遊びのブームを起こそう
小林 節生
小学2年/学級を立て直す最大のチャンス。白銀の3日間を充実させる
大恵 信昭
小学3年/2学期も「教えてほめる」
堂前 直人
小学4年/「セルフエスティームを持たせる触れ合い活動」で学級づくり
三浦 弘
小学5年/シルバーの3日間は黄金の3日間の再確認である
並木 孝樹
小学6年/子供の心をがっちりつかむ学級経営の6つのポイント@
千葉 康弘
中学/日常に戻す手立て
水谷 美穂子
中学/体育祭は担任も率先垂範
山田 高広
【人生相談ページ】臨床心理学でスッキリ処方!学校教師のメンタルヘルス (第6回)
File 6 「今日も笑顔で子どもたちに会いたい!」そう思っても、最近子どもたちを好きになれないことがあります…
川島 眞
体罰は本当に効果的か―歴史を知れば真実が見えてくる (第6回)
『体罰の社会史』の視点から・6
江森 一郎
〜江戸時代の教育、体罰、しつけをどうみるか 2―まとめ〜
編集後記
茅野 現
教室のやりくり 使い回しと合わせ技 (第6回)
「俳句に写真」で「やりくり」を鍛える(国語科)
齋藤 隆彦

編集後記

「スマホ夜間制限 親も子も歓迎」。産経新聞五月二日の記事の見出しです。この記事では、愛知県刈谷市の小中学校で行われている、スマホ夜間使用制限の試みが紹介されています。この試みは四月から始まったばかりですが、予習復習をする時間が増えた、トラブルを防げる、といった利点がすでに報告されているそうです。

ただ、やはりルールを守らずに夜間にもやり取りを続けている子もおり、朝起きた際に、グループメールが二〇〇通も来ていた…という事例もあるそうです。

たしかに、携帯が普及しだした頃からメールはありました。しかしながら、今までのメールは1対1のやり取りがほとんどだったと思います。LINEの普及とともに広がったグループでのメールのやり取りは、今の時代特有の友達関係と言えるのではないでしょうか。このような学校での関係性が四六時中続く環境に、子どもたちも重圧を感じているのではないかと思います。

では、スマホ時代の友達関係をどのようにつかみ、対応していけばよいのでしょうか。スマホのルールづくりはもちろん、その対応法の確立が急がれることと思います。

また、スマホ時代特有の友達関係はもちろんですが、教師の前では「○○君」と呼んでいるのに、いなくなった途端に呼び捨てにしたり、変なあだ名で呼んだり…などという、はるか昔?からある友達関係に関する些細な言動も、しっかりと把握し対応していくことは、これからも欠かすことができないと感じます。

スマホ時代特有の友達関係にどう対応するか、“見えにくい友達関係”をつかみ対応する様々なワザ、よりよい友達関係を築くための方策などを、様々な角度から特集しました。

(茅野 現)

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