道徳教育 2016年8月号
全員が深く考える! 道徳授業のユニバーサルデザイン

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道徳教育 2016年8月号全員が深く考える! 道徳授業のユニバーサルデザイン

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ジャンル:
道徳
刊行:
2016年7月7日
対象:
小・中
仕様:
B5判 90頁
状態:
絶版
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目次

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特集 全員が深く考える!道徳授業のユニバーサルデザイン
解説/学校教育に求められるユニバーサルデザインとは何か
多様なニーズに応じる包括性の高い共生的な学級・授業づくりの追究を
佐藤 愼二
論説/道徳授業をユニバーサルデザインの視点で構想しよう
四つの要件で、全員が楽しく考える・わかる
坂本 哲彦
ユニバーサルデザインの視点で「教材選び&教材提示」のアイデア
場面絵を活用した教材提示
前川 直也
黒板シアターを活用した教材提示
多田 想能美
パネルシアターを活用した教材提示
大木 毅
映像を活用した教材提示
中村 純一
ユニバーサルデザインの視点で「発問の精選」レッスン
〔小学校低学年〕教材名:二わのことり
「自分事」として対話を深める
勝又 明幸
〔小学校中学年〕教材名:泣いた赤おに
「泣いた赤おに」をUDの視点から再構成する
木原 一彰
〔小学校中学年〕教材名:絵葉書と切手
全員が参加できる授業・考えることができる発問
福永 純恵
〔小学校高学年〕教材名:手品師
「本気」で考え、「本物」の価値に出会う発問の工夫
村上 理恵
〔小学校高学年〕教材名:ロレンゾの友達
どんな子にも考えやすく、より考えを深めていく発問とは
和井内 良樹
〔中学校〕教材名:二通の手紙
何を「考える」「答える」のかを明確にした発問の工夫
井野 裕治
ユニバーサルデザインの視点で「話し合い」をコーディネート
ペアでの話し合い
佐藤 丈
グループでの話し合い
五浦 哲也
全体での話し合い―少しだけ意識して
佐々 一哉
ユニバーサルデザインの視点で「ワークシート」をチェンジ
〔小学校〕わかりやすいワークシートのポイント
増田 謙太郎
〔小学校〕個に応じたワークシート
大江 浩光
〔中学校〕グラフや挿し絵など、視覚的な情報をプラスして
井上 礼子
実践/ユニバーサルデザインの視点を入れた道徳授業
〔小学校低学年〕学習内容を焦点化! みんなで考える授業へ
藤元 崇彰
〔小学校中学年〕自己を見つめ、互いに考え合う道徳の時間
池田 利充
〔小学校高学年〕教室環境と教材を整える
山口 真
〔中学校〕全員がわかる・考える教材提示の工夫
砂川 恵
絶対に押さえておきたい教材選び&授業の工夫の配慮事項
真剣に協同的に学ぶ場にするために
山西 実
スマイル★道徳授業づくり 1時間の道徳授業をどう時間配分するか
道徳授業の時間配分を考えよう
副読本を活用した道徳授業の時間配分を考えよう
福田 富美雄
書く活動にウェイトを置いた道徳授業の時間配分を考えよう
木村 淳子
複数時間扱いの道徳授業の時間配分を考えよう
松岡 敬興
体験的な活動を取り入れた道徳授業の時間配分を考えよう
吉羽 扶美子
問題解決的な道徳授業の時間配分を考えよう
森 美香
子どもに語る憧れの生き方―授業で活用できる偉人エピソード (第5回)
本田宗一郎
山中 伸之
「特別の教科 道徳」新時代の授業づくり―研究者からの提言 (第5回)
道徳性の捉え直しとそれにもとづくいくつかの提案
走井 洋一
新・道徳授業論―多面的・多角的な発想で授業を変える (第5回)
教材と子どもとの「近さ」「遠さ」を生かし合う
永田 繁雄
板書×この工夫で考える道徳に! 今月の実践例 (第5回)
小学校/マスキングの手法で深める道徳授業@
有松 浩司
中学校/身近な生活問題を教材とし、主体的な学びにつなげる工夫
馬場 真澄
問題解決的な道徳授業はこう創る! (第5回)
小学校低学年/問題解決的な授業で、いじめ問題を解決する
竹井 秀文
〜監修/柳沼 良太〜
評価にも役立つ! 道徳ノート活用法 (第5回)
「あっ、わかった!」の瞬間をつくるために
沼田 義博
〜教師用の道徳ノートづくりで、教師自身も価値の本質に迫る〜
コンピテンシーを育成する道徳授業―新時代の幕開け (第5回)
「二つの意見」を用いた道徳授業の実践1
山畑 浩志
〜教材『手品師』を使った授業〜
アクティブ・ラーニングになる道徳教材のつくり方 (第5回)
異質班と同質班で協働的に考えを深めるAL
桃ア 剛寿
道徳授業=ホープ&エースを紹介します! (第41回)
【岐阜県】道徳教育推進教師として道徳の特質をふまえた確かな授業実践とリーダーシップ
河合 宣昌
編集後記
道徳授業をアクティブにする「仕・掛・け」 (第5回)
思考を促すステップ
関 弘子
〜ゆう気を出して「うんどうぐつ」(学研『みんなのどうとく1ねん』)〜

編集後記

 保護者からの手紙を準備して子どもに手渡す、という家族愛の授業があります。多くの子どもたちが、家族の深い愛情を知る、とても心あたたまる実践だと感じます。しかしながら、家族関係が複雑な子はどうでしょうか。忙しい家庭で、用意された手紙に書かれた言葉が、たった一言や二言だとしたら……。

 家庭環境はもちろん、性別や国籍など、さまざまな違いがあります。教室にいるどの子どもにとってもあたたかく、さまざまなことを考えられる授業にするため、落としてはいけない視点をあらためて考えたいです。


/C

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