- 特集 単元を貫く“決め発問”&面白ネタ一覧
- 発問に対する応答予想力―UPのヒケツは“ここ”
- 教材研究と子ども理解の深さが…
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- 発問は生徒がつくる
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- 子どものとらえが予想の精度を高める
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- 社会科発問をめぐるクイズ
- 質問と発問の違いはどこ?
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- 発問にはどんな仕分け・区分けがあるの?
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- 皆が知ってる有名な発問って?
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- 最悪の発問ってどんなもの?
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- 子どもを学習活動に導く→決め発問の条件
- 予想を立てる活動に導く→決め発問とは
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- 資料の読み取りに導く→決め発問とは
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- 調べ活動に導く→決め発問とは
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- 観察活動に導く→決め発問とは
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- 話し合い活動に導く→決め発問とは
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- 地図活用に導く→決め発問とは
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- 単元を貫く“決め発問”&面白ネタ一覧
- 小学3年/地域による違い→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学3年/公共施設の働き→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学3年/地域の生産や販売の工夫→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学3年/健康な生活の基盤→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学4年/災害や事故から守る工夫→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学4年/生活の変化→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学4年/昔の暮らし→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学4年/県の特色→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学5年/農業→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学5年/水産業→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学5年/食料生産と食生活→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学5年/工業とその役割→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学5年/通信と国民生活→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学5年/情報の活用→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学5年/国土の自然の様子→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学5年/国土の環境と生活や産業→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学6年/農耕の始まり→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学6年/大和朝廷→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学6年/天皇中心の政治→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学6年/武士の世→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学6年/戦国時代→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学6年/江戸時代→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学6年/廃藩置県・四民平等→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学6年/帝国憲法→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学6年/日清・日露戦争→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学6年/第二次大戦から戦後へ→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学6年/民主国家→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学6年/政治の働き→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学6年/世界の中の日本の役割→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小学6年/世界平和の大切さ・わが国の役割→決め発問&面白ネタ一覧
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- 中学地理/世界の地域構成がわかる→決め発問&面白ネタ一覧
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- 中学地理/地域の規模に応じた調査→決め発問&面白ネタ一覧
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- 中学地理/世界と比べた日本の地域的特徴→決め発問&面白ネタ一覧
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- 中学歴史/歴史の流れと地域の歴史→決め発問&面白ネタ一覧
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- 中学歴史/古代までの日本→決め発問&面白ネタ一覧
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- 中学歴史/中世の日本→決め発問&面白ネタ一覧
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- 中学歴史/近世の日本→決め発問&面白ネタ一覧
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- 中学歴史/近現代の日本と世界→決め発問&面白ネタ一覧
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- 中学公民/現代社会と私たちの生活→決め発問&面白ネタ一覧
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- 中学公民/国民生活と経済→決め発問&面白ネタ一覧
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- 中学公民/現代の民主政治とこれからの社会→決め発問&面白ネタ一覧
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- 小特集 3年目の「3・11」→教室で“ここを語る”
- 私にしか語れない「後ろめたさ」が、主体として行動できる子を育む
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- 大きな災害に備えることが社会の役割でもある
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- まだ心の傷が残る被災児童・生徒
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- 人は災害を避けることができないから
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- 伊達政宗と支倉常長の夢は?
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- 子どもたちからわき起こる「自助」の意識を
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- 社会科の防災教育で何を学ぶか
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- 気になる“このテーマ”社会科教師の写真館 (第1回)
- “問い続ける力”をはぐくむこの一枚 事実とのインパクトのある出会いを!
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- 私の社会科見学―マルチ情報 (第1回)
- 問題意識をつくる
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- 〜美化センター〜
- “このデータ”を解体新書 (第1回)
- 女性の労働力率と出生率
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- 世界のパワーマップ→テーマ別分布図 (第1回)
- 子どもたちに伝えたい 日本は最も「世界に良い影響を与えている国」
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- 今月の教材―楽しい授業づくりのヒント (第1回)
- 3年/町探検は、「地図の描図」より「社会認識」をメインに
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- 4年/命の重さを根本にして学ぶ「1」と「0」の大差を読み取る指導
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- 5年/消火栓の形や色の違いからくらしを見る
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- 6年/文化遺産から何が見えるか
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- 〜土偶・銅鐸〜
- 中学地理/陸対海は、三対七?
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- 中学歴史/三種類あった朝鮮からの使い―鎖国下の国際関係―
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- 中学公民/東京オリンピックで学ぶ男女平等・紡績業・冷戦構造
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- 世界&日本の子ども―社会をどのように認識し、感じ、考えているか (第1回)
- 体制・文化を越えて共有できる社会的な資質・能力調査
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- 入口は「建前」出口は「本質」の授業論 (第1回)
- “逆転”と“仕掛け”を俎に載せる
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- 〜連載を始めるにあたって〜
- この単元の構造図―こうなる (第1回)
- なぜ単元間、学年間の構造を問題にするのか
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- 社会科主任の仕事術―ポイントは“ここ” (第1回)
- 「基本のキ」を熟読した上で研修の土台をつくる
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- 【コメント】アクションリサーチ型授業研究を
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- 中学社会 定期テスト作問の鉄則と実例 (第1回)
- 地理的分野「世界の地域構成」の出題例 私のこだわり
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- 〜『○×問題』と『資料読解』〜
- 社会科実践研究のここにハイライト (第1回)
- (小学校)「研究授業の後の協議会」をどう工夫・改善するか
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- (中学校)地理的分野における改訂の要点に関わる課題と改善(1)
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- 〜「世界に関する地理的認識の重視」について〜
- 社会科研究最前線 わが教室の取り組み、ここに注目して (第18回)
- 【埼玉大学】「協働」による新たな社会科教育実践の創造
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- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第193回)
- 新潟県の巻
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- 編集後記
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- 社会科の図解化技法入門→誰でも描ける基本型・効用型 (第1回)
- 教師の「自作地図」で、学習活動を保障する
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編集後記
○…@「〜歴史を学ぶ意味を考えるようにすると共に…」A「〜世界の地域構成を大観させる」B「〜わが国の国土の特色を様々な面から大観させる」C「〜地域的特色を大観させ…」D「歴史のとらえ方」
@からDは、指導要領の文言からの引用です。
なかでもDは、中学歴史の、冒頭の見出しになっているのですが、その割に、新学期授業開きに、「なぜ歴史を学ぶか」が扱われていないと、兵庫教育大学の原田智仁先生が指摘されていました。また、文科省の澤井陽介先生も、同様の指摘をされています。
まあ、教科書のトビラページにはそれらしき文言がありますが、あまり力を入れているようには見えない構成で、いきなり「わかること」を中心に授業構成されているのが現実である―と文科省の澤井陽介先生は指摘されています。
この学ぶ意味を考える―ということは、つづめて言えば、
「われわれはどこからきて、どこへ行くのか」という有名なフレーズに行きつくのではないでしょうか。これに、なぞって言えば、
・われわれは何で歴史を学ばなくてはならないのか、学んでどうなるのだろう。
・覚えることがあまりに沢山あって、社会科っていやだな。何で、昔のことや、よその国のことまで勉強しなくてはいけないの?もう過ぎたことなんか、私たちには関係ないのに…。
という児童生徒の嘆き節?に正面から向き合った授業を、展開していくことが求められている―といえるのではないかとも思います。
その手掛かりのひとつが、単元を貫く骨太で、揺るぎない発問の設定ではないかと思います。また、その発問を支える補助発問や、学習を楽しいものにする面白ネタの開発ではないかと考え発信しました。
〈樋口 雅子〉
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- 明治図書