社会科教育 2012年10月号
世界とつながる日本の歴史=特選ネタ100

C642

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社会科教育 2012年10月号世界とつながる日本の歴史=特選ネタ100

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ジャンル:
社会
刊行:
2012年9月7日
対象:
小・中
仕様:
A5判 138頁
状態:
絶版
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目次

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特集 世界とつながる日本の歴史=特選ネタ100
日本人は世界史をどう捉えてきたか―と聞かれたら
正史と理念の具体化としての世界史
藤原 孝章
世界史へのまなざしの違いから
山田 秀和
発展と一体化―高校世界史の特色―
児玉 康弘
世界史に登場する日本人像の変遷―代表例を聞かれたら
近代化における福祉・文化充実への視点
寺尾 健夫
男性中心から男女共生の地球世界史へ
松井 克行
学問に優れた日本人像
土屋 武志
コロンブスが読んだ『東方見聞録』と、黄金の国「ジパング」への夢
勝岡 寛次
世界史とクロスする“この人”にハイライト
T 海外で活躍した日本人・私の特選5
中浜万次郎―不運を活かして活躍した日本人
山田 奨治
鎖国下で世界を見たジョン万次郎
小原 友行
台湾で最も愛される日本人 八田與一(はったよいち)
山中 誠志
U 日本で活躍した日本人・私の特選5
日本の近代化につくした外国人
有田 和正
日本文化をみつめた外国人
梅津 正美
歴史学習のあり方と外国人の取り扱い
服部 一秀
世界の“あの国”と同じ?〈わが県の規模〉ランキング
田口 広治
子どもに語る世界史のネタ:勝手にアトランダム〉日本の歴史につながる世界史の超有名モノ・コト・ヒト18
日本の歴史につながる?“ポンペイ”の話
佐々木 和哉
日本の歴史につながる?“万里の長城”の話
甘利 弘樹
日本の歴史につながる?“ファラオ”の話
田山 修三
日本の歴史につながる?“ハンムラビ法典”の話
橋本 康弘
日本の歴史につながる?“カルタゴ興亡史”の話
原田 智仁
日本の歴史につながる?“ローマ帝国”の話
宮本 英征
日本の歴史につながる?“シルクロード”の話
関根 秋雄
日本の歴史につながる?“世界恐慌”の話
猪瀬 武則
日本の歴史につながる?“オスマン帝国”の話
西脇 保幸
日本の歴史につながる?“アンコールワット”の話
田 準一郎
日本の歴史につながる?“ユダヤ人迫害”の話
高橋 健司
日本の歴史につながる?“ガリレオ裁判”の話
山口 幸男
日本の歴史につながる?“チンギス・ハン”の話
吉田 高志
日本の歴史につながる?“フランス革命”の話
堤 敏浩
日本の歴史につながる?“産業革命”の話
西尾 文昭
日本の歴史につながる?“アメリカ・南北戦争”の話
田口 紘子
日本の歴史につながる?“ロシア革命”の話
岩田 一彦
日本の歴史につながる?“ベルリンの壁”の話
村井 淳志
負の世界遺産と日本の歴史の特質
“戦争”の世界史と日本の特質
魚山 秀介
“疫病”の世界史と日本の特質
杉原 進
“災害”の世界史と日本の特質
吉村 功太郎
世界とつながる“ご当地スポット&ご当地ヒーロー” モノ・ヒト・コトで検索
北海道
藤本 将人
青森県
猪瀬 武則
秋田県
外池 智
岩手県
山崎 憲治
山形県
渋谷 光夫
宮城県
渡辺 尚人
福島県
星野 裕二
茨城県
伊藤 純郎
栃木県
新村 勲
群馬県
赤石 賢司
埼玉県
北 俊夫
千葉県
藤川 大祐
神奈川県
小松 眞
山梨県
澤登 正仁
長野県
山本 浩
新潟県
貝沼 浩晃
富山県
笹原 克彦
石川県
砂田 武嗣
福井県
栗波 昭文
静岡県
高山 佳己
愛知県
奥田 修
岐阜県
須本 良夫
三重県
山川 亨
滋賀県
冨士谷 晃正
京都府
金子 邦秀
大阪府
竹中 廣司
奈良県
山中 賢司
和歌山県
馬場 一博
兵庫県
勝本 淳弘
鳥取県
安住 順一
島根県
太田 政男
岡山県
赤木 雅美
広島県
森 才三
山口県
野口 政吾
香川県
伊藤 裕康
愛媛県
鴛原 進
徳島県
稲井 智義
高知県
茂松 清志
福岡県
庄 展彦
大分県
野中 伸二
熊本県
書川 欣也
佐賀県
佐長 健司
長崎県
福田 一毅
宮崎県
猪野 滋
鹿児島県
田邉 源裕
沖縄県
嘉納 英明
小学校・世界とのつながり=考えさせるネタ開発
3年・世界とのつながり=考えさせるネタ開発
勝又 明幸
4年・世界とのつながり=考えさせるネタ開発
高見澤 信介
5年・世界とのつながり=考えさせるネタ開発
赤阪 勝
6年・古代世界とのつながり=考えさせるネタ開発
小松 和重
6年・中世世界とのつながり=考えさせるネタ開発
丸 一哉
6年・近世世界とのつながり=考えさせるネタ開発
米山 尚伸
6年・近代世界とのつながり=考えさせるネタ開発
吉崎 安浩
6年・現代世界とのつながり=考えさせるネタ開発
松村 淳
中学校・世界とのつながり=考えさせるネタ開発
地理・世界とのつながり=考えさせるネタ開発
中本 和彦
歴史・古代世界とのつながり=考えさせるネタ開発
北尾 悟
歴史・中世世界とのつながり=考えさせるネタ開発
船田 次郎
歴史・近世世界とのつながり=考えさせるネタ開発
荒井 雅子
歴史・近代世界とのつながり=考えさせるネタ開発
真柄 二郎
歴史・現代世界とのつながり=考えさせるネタ開発
八木 一志
公民・世界とのつながり=考えさせるネタ開発
奥田 修一郎
小特集 グループ活動が盛り上がる場面とスキル
思いをとき放つ、グループ活動「ワールドカフェ」
大滝 修
グループ活動がしたくなる授業
原 雅史
4つのスキルでグループ活動を知的にする!
澤田 英一
ジレンマを含んだ課題を自分の立場に置き換えて考える
富塚 昇
私の写真館―教材化出来るアングル・発見点のフォーカス術 (第19回)
環境・防災問題を考える
岩田 一彦
私の板書と子どものノート (第7回)
黒板を子どもに開放し、内部情報を蓄積する
久保 宏行
日本列島の基礎基本 (第7回)
東北地方の指導ポイント
後藤 武士
東北地方の地形/東北地方の農林漁業/東北地方の交通と工業・伝統工業
後藤 武士
日本の何故だ?謎解きハンター (第1回)
「受け身」の海国日本の原像を探る
宮崎 正勝
“網野史観”を歴史授業に生かすポイント (第1回)
「応仁の乱」が「一寸法師」を生んだ!
有田 和正
社会科教師ならどう答える? 追求すると社会が見えてくる“難問” (第1回)
生産編
岩田 一彦
ICT地理プレミアム授業―日本にいつ上陸するか (第1回)
写真・映像を使った地理ICTプレミアム授業
田部 俊充
地域を歩くと見える“社会の窓”―達人が目をつけるのは“ここだ” (第1回)
魅力的な活動としてのフィールドワーク
次山 信男
陸から海へ、海から陸へ・生活・文化の流れ・何処で、何が、どのように
次山 信男
〜見えてくる明治・昭和のウォーターフロント〜
社会科実践研究の最前線&レア情報 (第7回)
校内研究で社会科の授業づくりに取り組む(1)
澤井 陽介
〜板書で授業イメージづくり〜
子どもに語る 人類の大発明? “お金”の値打ち (第1回)
もしも、お金がなかったら…
濱地 秀行
わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第175回)
京都府の巻
鈴木 宏紀
編集後記
樋口 雅子
日本と世界の背比べ・肩並べ 対比で見える“ニュース国”=クイズ (第1回)
ギリシャと神奈川と愛知で同じなのは何?/小さな国の借金がヨーロッパ全体に影響した
谷 和樹

編集後記

○…ウキペディアで、北海道を検索すると、

「島として北海道は、面積77984・15?(日本では本州に次いで2番目、世界では21番目に大きな島)。アイルランド島よりやや小さく、樺太よりやや大きい。また、沖縄県や離島を含む九州、四国全県を合わせた面積よりも大きい。南の本州とは津軽海峡で…」

というような文言が飛び込んできます。

〈そうか、20世紀になって独立したアイルランド島よりやや小さく、人口は約100万多いのが北海道か〜〉という目で眺めるとまた、日本列島も違った立ち位置に見えてくるように思います。こんな比較のモノサシを持っているだけで、思考をワールドワイドにしてくれるように思います。

ところで、最近、書店の専門書コーナーには、中公文庫「世界史」上下、草思社文庫「銃・病原菌・鉄」が、山積みになり、「世界史」本が、静かなブームと、話題になっているようです。

でも、皆さん、世界史の未履修問題が俎上にあがったことが頭の片隅にあるので、

「なんで、世界史が〜」という疑問がよぎるのではないか?と思われます。

でも、世界の動向といやでも連動している現代社会の状況から、〈もはや、何処に住んでいようとも、ユニバーサルな視点なしには、生存することが難しい?〉という時代背景があるように思われます。

〈世界史目線で日本の歴史を見つめ直す〉

ということが求められている―とも思います。

こういう目で、全国各地に残っている文化財や史跡を見直すと、全国的にはあまり知られていないけれども、世界史に登場しても?おかしくないような、〈モノ・ヒト・コト〉もあるのでは〜と思ったりします。

本号は、そんな、世界とかかわる日本の歴史ネタをあれこれご紹介いただきました。

〈樋口 雅子>

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