社会科教育 2009年11月号
新“地誌”学習でつくる年間計画プラン36

C607

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社会科教育 2009年11月号新“地誌”学習でつくる年間計画プラン36

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ジャンル:
社会
刊行:
2009年10月7日
対象:
小・中
仕様:
A5判 138頁
状態:
絶版
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目次

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特集 新“地誌”学習でつくる年間計画プラン36
新要領で再登板の“地誌”=ねらいと効果を考える
地球儀・地形図=地誌のベース
池田 碩
グローバル世界を生き抜くには「多様性」の価値観が重要
福島 義和
地誌学習と地理的見方・考え方
戸井田 克己
新要領「内容知“地誌”」の出番を検証する
寺本 潔
地誌学習へのアプローチ・どんな方法があるかQA
静態と動態―どこが違うか
水山 光春
窓方式による地誌学習とは
吉水 裕也
サンプル・スタディによる地誌学習から学ぶこと
荒井 正剛
主題学習による地誌学習とは
宮地 忠明
中核方式による地誌学習とは
岩本 廣美
新しい地誌学習に挑む=基礎知識&エクササイズ
地域調査による地誌学習
梅村 松秀
歴史地誌学習
黒木 俊治
テーマ重視の地誌学習
岩淵 雅安
グローバル地誌学習
相澤 善雄
比較地誌学習
大多和 紀之
広域地誌学習
多田 統一
環境基盤地誌学習
山田 喜一
産業地誌学習
佐藤 洋
新“地誌”で地域学習をつくる→成功のカギはどこか
地域学習の普遍性と特殊性の問題
井田 仁康
地域区分の問題
石丸 哲史
国土認識と関連づけの問題
堀内 一男
学習課題が主観的になりがちの問題
田部 俊充
地域差を必然・宿命としがちの問題
吉田 剛
地域の発展に努力し参画する学習の問題
伊藤 裕康
地域論はどう進化?してきたのか―風土論から動態地誌?への歩み
山口 幸男
新地誌の学習スキル=習得のポイントはここだ
身近な地域巡検のスキル=習得のポイント
橋 洋明
地域の実態把握のスキル=習得のポイント
池 俊介
地図活用と地域調査のスキル=習得のポイント
大野 新
コンピュータ活用のスキル=習得のポイント
太田 弘
新地誌でつくる授業―教材開発と年間計画ヒント
3年・新地誌の授業
岩田 睦巳
3年・新地誌の授業
佐藤 正寿
4年・新地誌の授業
吉田 和義
4年・新地誌の授業
金野 誠志
5年・新地誌の授業
佐藤 浩樹
5年・新地誌の授業
勝又 明幸
中学地理・新地誌の授業
谷田部 喜博
中学地理・新地誌の授業
中島 博文
小特集 夏季集会で何が問題になったか
こうしてつくる近代化遺産の教材開発
倉敷の近代化遺産と大原孫三郎
今井 英文
おもしろ社会科研究:雑記帳
フィールドワーク
土井 謙次
わが教室の壁面利用&社会科準備室
お茶の水社会科ライブラリー
渡辺 敏
社会科版 免許更新ニュース
秋田県/教材開発と内容論
外池 智
新装!社会科副読本の編集コンセプト―新教材の開発とページづくりのヒント
事故防止で「法やきまり」を指導する紙面構成
北 俊夫嶋田 英樹
領土問題・世界史の中で考える
中東諸国の領土・民族問題
原田 智仁
“この歴史用語”―誕生秘話と生育史の謎を解く
「法隆寺」論争
村井 淳志
〜梅原猛『隠された十字架』の波紋と無視、そしてその後〜
小学校 社会科移行期の研究スキル
地域資源の保護・活用“新教材の発掘・開発B”自然環境の保護・活用
安野 功
中学校 社会科移行期の研究スキル
言語活動の充実を図る教材開発スキルC
大杉 昭英
〜歴史的分野その1〜
授業参観・私のドッキリ日記
問題解決学習の授業とその手だて
山根 栄次
私の乱読日記
11月
イス取りゲームで座れない者が出るのははぜか
棚橋 健治
高橋純/堀田龍也編著『すべての子どもがわかる授業づくり―教室でICTを使おう―』高陵社書店 平成二一年四月刊
新保 元康
わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第140回)
北海道の巻
白崎 正
編集後記
樋口 雅子
旧国名で社会科をゲットせよ
ダンボール箱やビニール袋からのピックアップ
出原 真哉

編集後記

◯…新指導要領の特色を一口でいえば、「方法知から内容知」への転換だといわれます。

特に地理的分野に関しては、平成10年度版では、「限られた事例を丁寧に学習することで、学習の仕方を学ばせる」という、かなり思い切った転換がなされたわけですが、結果的には、「◯◯も知らない」という形の批判になった―ということで、地誌学習の回帰?がなされた―ということだ、と思います。

しかし?翻って考えてみるに、平成10年度版で方法知にシフトしたのは、暗記的・繰り返し的学習への批判が下地になっているわけですから、またぞろ、同じ轍は踏まないようにしたいものと、誰しも思うのではないでしょうか。

そういう願いを込めて、本号特集に、あえて?新£n誌と、新≠つけてみました。

ところで、本号でも取り上げてみましたが、今までも、地誌学習が羅列的学習にならないような手立て?として、窓方式とか、主題学習方式など、さまざまな工夫がなされてきたわけです。そこで、そのような試みの中から、参考になるものもあるのではないか?ということで、どういう特色があるのか、ご検討いただくべく項目設定も試みました。

また、地誌学自体も当然のことながら、進化?しているわけですから、その方向・手立てをも合わせてご紹介いただき、現場での指導の目安となるような、ご提言をいただければと願い特集を企画しました。

〈樋口雅子〉

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