- 特集 教科書“学習の手引き”授業でどう扱うか
- 〈アンケート=50人の先生に聞きました〉新教科書になって1年=現場の受け止めレポート 授業と学習の手引きの関連付けを中心に
- 国語大好き先生が陥りがちな落とし穴はどこか
- 〈プロ授業者に聞く〉教材文と“学習の手引き”関連付け=スイッチONとOFF
- 説明文教材と学習の手引き活用=ONとOFFの見分け方
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- 文学作品と学習の手引き活用=ONとOFFの見分け方
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- 伝統文化と学習の手引き活用=ONとOFFの見分け方
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- 詩と学習の手引き活用=ONとOFFの見分け方
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- 学習の手引きに登場=文章構造をとらえさせる指導のヒント 〈はじめ なか おわり〉フォーマットづくりの指導手順
- 説明文=〈はじめ なか おわり〉フォーマットづくりの指導
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- 文学作品=〈はじめ なか おわり〉フォーマットづくりの指導
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- 学習の手引きに登場する指導スキルの充実を求めて
- “音読指導”に関するアイデア=私のおススメ5
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- “国語辞書の使い方”に関するアイデア=私のおススメ5
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- “漢字―音と訓の指導”に関するアイデア=私のおススメ5
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- “漢字―部首の指導”に関するアイデア=私のおススメ5
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- “暗唱指導”に関するアイデア=私のおススメ5
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- “要約指導”に関するアイデア=私のおススメ5
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- “段落指導”に関するアイデア=私のおススメ5
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- “主題指導”に関するアイデア=私のおススメ5
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- “視点指導”に関するアイデア=私のおススメ5
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- “対比指導”に関するアイデア=私のおススメ5
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- “推論指導”に関するアイデア=私のおススメ5
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- “作文指導”に関するアイデア=私のおススメ5
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- 教材文と学習の手引き=授業でどう関連付けるか 1学期教材での関連付けのアイデア
- 小学1年
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- 小学2年
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- 小学3年
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- 小学4年
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- 小学5年
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- 小学6年
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- 中学1年
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- 中学2年
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- 中学3年
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- 学習の手引きにある“指示”=発問への具体化ヒント
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- 学習の手引きに登場=学習に用いる言葉指導のアイデア
- 主語=エピソード記憶に残る指導アイデア
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- 述語=エピソード記憶に残る指導アイデア
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- 修飾語=エピソード記憶に残る指導アイデア
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- 熟語=エピソード記憶に残る指導アイデア
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- 外来語=エピソード記憶に残る指導アイデア
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- 複合語=エピソード記憶に残る指導アイデア
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- 敬語=エピソード記憶に残る指導アイデア
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- つなぎ言葉=エピソード記憶に残る指導アイデア
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- こそあど言葉=エピソード記憶に残る指導アイデア
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- 小特集 国語教師=職業人としてのマイスターチェック
- 発声―教室の最後尾に届く発声の基本
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- 板書―基本技法と子ども板書のさせ方
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- 検索―最新情報の検索チェックの指針とは
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- 教室の言語環境づくり (第2回)
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- 国語教師=プロへのパスポート 学級通信・ノート・日記の実物紹介 (第2回)
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- “モノ”が刺激する楽しい作文ネタ (第2回)
- 甲子園の宝“モノ”
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- 言葉の深読みドリル (第2回)
- 「上」「下」何と読みますか?
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- 若き日の向山実践をスナイパー 実物で解説“圧巻教材研究” (第2回)
- 新採用教員向山氏の教材分析は「言語分析」と同義である
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- 論理的に思考する「考える」授業作り (第2回)
- 【物語文の指導】人物関係図で全体をとらえる
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- 〜『トゥーチカと飴』(学校図書5年上)〜
- 【説明文の指導】第二段階「細部を読む」(筆者の意図を読む)
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- 〜『生き物は円柱形』(光村図書5年)〜
- 「自分の考え」を鍛える論争読みのススメ―論説文の読み方指導入門 (第2回)
- 論説文の「構成」をおおづかみにする方法
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- リズムとテンポのある国語授業をめざして (第2回)
- 中学年「漢字指導の授業づくり」
- 毎日の漢字の指導をどのように安定させるか
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- 新出漢字指導とは漢字の覚え方を教えることである
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- 小学校 国語実践研究の最前線&レア情報 (第2回)
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- 中学校 国語実践研究の最前線 (第2回)
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- わが県の国語ソムリエ (第2回)
- 新潟県
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- 徳島県
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- 編集後記
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- 爆笑珍答 四字熟語面白クイズ (第2回)
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編集後記
○…新しい教科書を見ると、「劇化、ペープサート」という言葉が学習の手引きなどにあらわれている。隣のクラスの先生が、スイミーをペープサートにしていた。発表会も開くというからその準備、練習のために膨大な時間を費やす。「言語活動だから劇とかすればいいんじゃない。表現力も伸ばせるし」という受け止めも多い。気持ちを問う、気持ち主義から今度は、劇化の国語へとなるのか。
○…昨年、暮れにこれを読んで、まさか?こういう実践は少数派だろうと思っていましたが、北海道のある附属小の先生が、「国語教育学会」で発表された、「読むことの授業づくり―主体的な読者を育てるために」という冊子をみると、指導案は、〈単元名 お話の大好きな場面を演じながら読もう―「ないた赤おに」〉で、単元についての説明では、「具体的な単元を通して言語活動を『“ないた赤おに”の劇をしよう』とすることで、文章を音読しながら文字を確かめ内容を理解し、自分がどのように感じているかを意識しながら読み進めることや、読み取ったことを生かして物語を音声化したり動作化したりすることを通して互いに理解し合っているかを確認し合いながら読み進めることが出来ると考える」(引用は、ほんの一部分ですが〜)とあります。
たしかに、初めに紹介した先生方が指摘されているような現象が起こっているのだと確信したのは、この北海道の先生の冊子に、評価の観点として「道徳的学び」が位置付けられていることからも明らか?ではないかとも思いました。
「学習の手引き」をどう位置付け、本文教材とどう関連付け、(未活用を含め)どういう授業をつくっていくか、さまざまなアイデアを提供していただきました。(樋口 雅子)
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- 明治図書